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表現に携わった全ユーザーに収益が分配される“投げ銭”機能。音楽コラボSNS「nana」にて提供開始

2020 8/01
Tech&Biz 文化/芸術/心
長岡武司

記事の要点

・音楽コラボSNS・nanaのライブ配信機能「nanaパーティー」にて、音楽表現の価値を収益として受け取れる新機能「ギフト機能」が実装、提供開始。

 

・nanaパーティーにてギフトアイテムが贈られたパーティーの、配信ユーザー(ホスト)および配信の中で使用されたサウンドの制作ユーザー全員に「チップ」が付与。チップの額は、贈られたギフトアイテムの数量や配信視聴数・コメント数など様々な要素を元に決定され、付与されたチップは、電子マネーへの交換や現金として受け取ることも可能になる。

 

・今回のギフト機能の提供開始を通じて、いいなと思ったユーザーをカジュアルな形で応援できる文化を醸成し、将来的には寄付活動をはじめ、社会課題に対して音楽を通じたムーブメントやアクションにつなげていくことのできるプラットフォームになることを目指すとしている。

LoveTechポイント

一般的に「投げ銭機能」とは、それを受け取った人だけが利益を得る仕組みですが、今回リリースされた機能ではコラボ元はもとより、サウンドを作った人や構成している人など、各ステークホルダーにもきちんと利益が分配される仕組みが設計されています。

このようにインターネットネイティブな利益分配システムを作ることで、全ての創造者への正当なリターンを提供しようとしている点が、非常にLoveTechだと感じます。

編集部コメント

カセットテープやCD、インターネット配信といったディストリビューション技術の発達によって、音楽は“一人で聴くもの”という受動的なイメージが一般的に定着している。

 

だが、本来的にはコミュニケーションツール、もっというとコミュニケーションプラットフォームとしての文化的機能を長らく有してきたことは、歴然たる事実である。

 

例えばクラシック音楽ひとつ考えてみても、その起源は5世紀半ばのグレゴリオ聖歌誕生まで遡り、キリスト教の布教とセットで進化を遂げてきたとされている。はじめは貴族や協会等の援助を受けて、彼らのための一種の繁栄ツールとして発達してきたが、フランス革命等をきっかけとする資本主義社会への変遷に伴い、音楽そのものも大衆にとっての娯楽や教養へと昇華。街中で気軽に演奏され、人々の生活を彩る文化として、大きくひらけてきた経緯がある。

 

現代社会に目を向けてみても、音楽を起点とするコミュニケーションをデザインしているケースは多い。例えば音楽ライブのようなオフラインコンサートでは、アーティストとファンのみならず、ファン同士のコミュニケーションを創発する場としても機能している。また、YouTubeを通じて好きな音楽を聴いている方も多いと思うが、それだってコメント欄における視聴者同士のコミュニケーションが一つのコンテンツになっている状況だ。音楽制作の現場についても、例えば神奈川県真鶴市では、作曲家が3人1組でチームを組んで30時間で一から1曲のデモテープを完成させる「クリエイターズキャンプ」と呼ばれる取り組みを実施している。これだって、制作段階に共創というコミュニケーションを持ち込んだ例といえるだろう。

 

このように考え始めたら途方もない程に、人々のコミュニケーションに寄り添う音楽文化は昔から脈々と続いており、現代においてもその機能自体は変わらず据えられ続けている。

 

一方でその在り方は、着々とトランスフォームしているのも事実。

 

2012年夏にリリースされた音楽コラボSNS「nana」も、まさに現代の音楽コミュニケーションを拡張した存在の一つといえるだろう。

 

nanaとは、自身のスマホを使って、歌や楽器演奏を録音・投稿できるアプリ。投稿されたサウンドに歌や演奏を重ねることで、合唱やアカペラ、バンド演奏など、場所や時間にとらわれずに音楽コミュニケーションを楽しむことができるよう、考え抜かれたUI/UXで設計・提供されているものだ。

 

そんなnanaを運営する株式会社nana musicは、2020年5月1日のnana box(公式コーポレートメディア)において、以下三点の想定実装機能を発表。

  • 音声編集加工機能の充実およびステレオ対応によるサウンドのハイクオリティ化
  • 投げ銭機能の実装
  • 見え方の動画化・アニメーション化

 

この中で、まずは真ん中の“投げ銭機能”が、7月28日よりライブ配信機能「nanaパーティー」(※)にて、「ギフト機能」としてリリースされた。

※nanaパーティー:“みんなで音楽パーティーをしよう”というコンセプトを持つ、参加者間で配信者のマイクを回していくことにより、誰もが配信者として、参加者間の音楽コミュニケーションを楽しむことが可能な機能。有料プラン「nanaプレミアム」に加入することで利用できるもので、2019年7月31日から提供開始している

 

このギフト機能の実装によって、nanaパーティーにてギフトアイテム(※)が贈られたパーティーの、配信ユーザー(ホスト)および配信の中で使用されたサウンドの制作ユーザー全員に、「チップ」が付与されるようになる。

※ギフトアイテム:nanaパーティー配信中に、ポイントを消費して送ることができる拍手などの演出

 

チップの額は、贈られたギフトアイテムの数量や配信視聴数・コメント数など様々な要素を元に決定され、付与されたチップは、電子マネーへの交換や現金として受け取ることも可能になる。つまり、共創された音楽表現の価値を、実際の“収益”として受け取ることができるようになるわけだ。

 

nana musicは、今回のギフト機能の提供開始を通じて、いいなと思ったユーザーをカジュアルな形で応援できる文化を醸成し、将来的には寄付活動をはじめ、社会課題に対して音楽を通じたムーブメントやアクションにつなげていくことのできるプラットフォームになることを目指すとしている。

 

そもそもnanaは、「“We are the world”を、世界中で人種も国境もすべて超えて一緒に歌い合うことが当たり前にできる状態を作りたい」という、同社代表・文原明臣氏の想いからスタートしている。

 

だからこそ、今回のギフト機能実装は、「一緒に歌いあったことで生じた価値を、全てのステークホルダーに再分配し、感動の源泉をサステナブルなものにする」という観点で、非常に大きなアップデートだ。

 

まさに、現代の分散志向社会に向けてトランスフォームを続ける音楽プラットフォームのあり方ではないだろうか。

2010年にハイチ大地震救援チャリティーソングとして発表された「We Are The World 25 Years for Haiti」のYouTuber版。この、インターネットの力で国や人種を超えて、音楽で人々がつながっている姿にnana music代表・文原氏が感動したことが、nanaを創るきっかけになったという

 

nanaでは今回のギフト機能リリースを記念して、有料プラン「nanaプレミアム」を3ヶ月間無料で試せる夏休みトライアルキャンペーンを7月31日から開催している。

nanaプレミアム「3ヶ月夏休みトライアルキャンペーン」

  • 概要:3ヶ月間、プレミアム機能が無料で使えるキャンペーン
    ※「3ヶ月無料トライアル」は、過去にnanaプレミアム無料トライアル未経験の方が対象
  • 対象:2020年7月31日〜2020年8月31日の期間内にプレミアム会員に加入したユーザー
  • 実施期間:2020年7月31日(金)〜2020年8月31日(月)

 

・nanaプレミアム概要(URL): https://nanamusic.uservoice.com/knowledgebase/articles/1903873-nana

・nanaプレミアム無料トライアルについて(登録・解除方法):https://note.com/nanamusic/n/nbfed8ab9a3e7

 

音楽や音そのものが好きな方は、新しい音楽コミュニケーションの場として、新機能を実装したnanaを使ってみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

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Tech&Biz 文化/芸術/心
LoveTech nana ラブテック 株式会社nana music 音楽

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この記事を書いた人

長岡武司のアバター 長岡武司

LoveTech Media編集長。映像制作会社・国産ERPパッケージのコンサルタント・婚活コンサルタント/澤口珠子のマネジメント責任者を経て、2018年11月にあいテクテク株式会社創業。愛に寄り添うテクノロジーの切り口で事業を展開。一児の父。

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