ムック本『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント』が発売開始、若林恵氏が責任編集

立法/司法/行政

記事の要点

・『WIRED』日本版前編集長・若林恵氏率いるコンテンツメーカー「黒鳥社」が制作・発行するマガジンシリーズ「黒鳥雑誌」の第二弾『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』が、本日(12月9日)より全国書店にて発売開始。

 

・同氏がエストニアやデンマーク、フィンランド、インド、英国など海外諸国の「ガバメントのデジタルトランスフォーメーション」について学びながら、来るべき「行政府」のかたちとはどういうものか、21世紀における「公共」はどのようなかたちで守られうるのかを、1年間に渡って思索を重ねた軌跡がドキュメントされている。

 

・行政府のデジタルトランスフォーメーション(ガバメントDX)に託された希望を追いかけた、オルタナティブな「行政府論」が展開。

LoveTechポイント

世界中で官民併せたデジタライゼーションが加速する中、日本におけるそれは残念ながら絶望的に遅いのが現状と感じます。特にガバメントサイドが大きな課題と言えるでしょう。

だからこそ、国外の様々な事例と共に、我が国におけるガバメントDXの担い手を鼓舞し、新たなる気づきの風穴を開けてくれる本書は、当メディアが目指す形の一つであり、まさにLoveTechな存在だと感じます。

編集部コメント

本日より、『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』(黒鳥社/日本経済新聞出版社)というムック本が発売される。

 

『WIRED』日本版前編集長の若林恵氏による、行政府のデジタルトランスフォーメーション(ガバメントDX)に託された希望を追いかけた、オルタナティブな「行政府論」を展開する意欲作だ。

 

同氏がエストニアやデンマーク、フィンランド、インド、英国など海外諸国の「ガバメントのデジタルトランスフォーメーション」について学びながら、来るべき「行政府」のかたちとはどういうものか、21世紀における「公共」はどのようなかたちで守られうるのかを、1年間に渡って思索を重ねた軌跡がドキュメントされているという。

 

面白いのが、「仮想雑談」という自作自演インタビュー。

実に7万字にも及んでいるというから、楽しみで仕方ない。

 

ほかにも、高齢者ドライバー、災害対策、N国党、身の丈発言など日本社会におけるさまざまな問題を参照しながら、これまでの行政府の限界を明らかにし、どのような視点や発想から、こうした問題を乗り越えていくことができるのかを、32本の書き下ろしコラムを通して一気に語り起こしていくという。

 

本誌は、若林氏が率いるコンテンツメーカー「黒鳥社」が制作・発行するマガジンシリーズ「黒鳥雑誌」第二弾としてリリースされるもの。

 

第一弾となった『NEXT GENERATION BANK 次世代銀行は世界をこう変える』(黒鳥社/日本経済新聞出版社・2018年12月刊行)は、FinTechを中心とする次世代のお金のあり方を水先案内してくれる内容となっており、当編集部でも「学びの良書」として大いに参考にさせてもらっている。

 

今回の新作も、「全国の現場で戦う公務員」の皆さまにとって、きっと大きな気づきを与えてくれるものであるに違いないだろう。

 

eガバメント、データエコノミー、SDGs、地方創生、スマートシティ、循環経済、インディアスタック、キャッシュレス、地産地消、AI、クラウドファンディング、ライドシェアから……

働き方改革、マイナンバー、ふるさと納税、高齢ドライバー、「身の丈」発言、〇〇ファースト、災害、国土強靭化、N国党、Uber・WeWork問題、プラットフォーム規制、リバタリアニズム……

さらにはデヴィッド・グレーバー、暴れん坊将軍、ジョーカー、ヒラリー・クリントン、メタリカ、カニエ・ウエストまで……

 

一つでも気になるテーマがある方は、まずは書店でお手に取ってみてはいかがでしょう。

 

あなたにとっての最良の“コンパス”になるかもしれない。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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