記事の要点
・FIN/SUM 2021が、2021年3月16日〜18日の3日間に亘って開催決定。今回はリアルセッションとオンライン視聴を組み合わせたハイブリッド開催になる。
・今回のテーマは「Fintech as a Service, デジタル社会のプラットフォームを目指して」。
・目玉企画は「FIN/SUM Pitch Run」という、国内外の有力なFinTech/RegTechスタートアップによるピッチコンテスト。まずは応募スタートアップの中から約50社を選んで、バーチャル・ピッチとして日経本紙朝刊の紙面で紹介、読者投票を経て3社を選抜。これに並行して、VCをはじめとする審査チームによる書類審査で5社を選抜。合計【8社】が、FIN/SUM 2021イベントの本選ピッチで優勝を競うという流れになる。(応募締め切り:2021年1月31日(日))
編集部コメント
2018年よりLoveTech Mediaでメディアパートナーをつとめている、日本経済新聞社と金融庁が共催する日本最大級のフィンテックカンファレンス「FIN/SUM」シリーズ。
2016年の第1回開催以来、国内外の金融・企業・政府・大学・スタートアップのリーダーが金融政策のあり方やフィンテックの潜在力などについて活発に議論し、新たなビジネスの創造を目指して連携するプラットフォームとして、広く認知されてきた。
このFIN/SUMが、2021年も3月16日〜18日の3日間に亘って開催されることが決定した。
今回のテーマは「Fintech as a Service, デジタル社会のプラットフォームを目指して」。
我々が日常生活を送るにあたって切ってもきれない関係にある金融サービスが、テクノロジーの発展と民主化によって、あらゆるライフステージに浸透していく。
“Fintech as a Service”とは、そんなウィズコロナ時代のFinanceのあり方を表すフレーズに最適だと感じる次第だ。
そんなFIN/SUM 2021、最大の魅せどころは「FIN/SUM Pitch Run」だという。
国内外の有力なFinTech/RegTechスタートアップによるピッチコンテストであり、まずは応募スタートアップの中から約50社を選んで、バーチャル・ピッチとして日経本紙朝刊の紙面で紹介、読者投票を経て3社を選抜する。
またこれに並行して、VCをはじめとする審査チームによる書類審査で5社を選抜。上記で選ばれた3社と合わせた【8社】が、FIN/SUM 2021イベントの本選ピッチで優勝を競うという。
これまでにも増して、スタートアップへのフォーカスが視聴者参加型で行われるというわけだ。
賞金総額は100万円。
以下がスタートアップの応募要件や応募方法となっている。
《FIN/SUM 2021 ピッチコンテスト応募条件》
- FInTechおよびRegTechを事業領域(※)としていること
- 創業10年以内、大企業の子会社でないこと
- 資本金(資本準備金含む)が10億円以下であること
- イベント時(2021/3/16〜3/18いずれか1日)に代表者がイベント会場でピッチを行えること
※金融業界におけるデジタル化金融、決済プラットフォーム、レンディング、デジタル通貨・暗号資産、データガバナンス事業、保険のデジタル化、そのほか規制関連テクノロジーなど
《応募締め切り》
2021年1月31日(日)
《応募方法》
公式サイトから必要事項を記入し、事業プラン、3分以内の紹介動画(任意)などを登録
もちろん、上述のスタートアップピッチ大会のみならず、当メディアでこれまで記事配信してきたようなシンポジウムも実施される予定だ。
開催概要は以下の通り。
FIN/SUM2021 : Fintech Summit
- 主催:日本経済新聞社、金融庁
- 後援:日本銀行、全国銀行協会、経済産業省、総務省、フィンテック協会(予定) 特別
- 協賛:三菱地所
- 会場:丸ビルホール(丸ビル7F)、丸ビルコンファレンススクエア(同8F) 期日: 2021年3月16-18日
- コンテンツ:シンポジウム、ワークショップ、ピッチランなど
- 開催方法:リアルセッションとオンライン視聴を組み合わせたハイブリッド開催
- 来場者・視聴者数: 来場者は約1000人、オンライン視聴者は約20000人
- 参加者内訳:金融機関、他企業、投資家、 スタートアップ、政府・公的機関、メディア、大学・学生
FinTech & RegTech関連のスタートアップは、ぜひピッチへ応募してみては如何でしょう。
また、これまでのFIN/SUMセッションについては、スピンアウトのBG2C含めたものまで、ぜひ過去のLoveTech Media取材記事をご覧いただきたい。
以下、FIN/SUM 2021公式ページとなります。