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来店者の「音体験」を重視。ヤマハ最新技術がつまった銀座店が参加型空間として新装開店(4/17〜)

2021 4/16
Tech&Biz イベントレポート 文化/芸術/心
庄司真美

コロナ禍により、ステイホームでの時間をいかに有意義に過ごすか?という需要が高まる昨今。習い事のひとつとして、あらためて楽器の需要が増えている。

そんななか、国内最大級の総合楽器店「ヤマハ」のフラッグシップ・ショップである銀座店が、今年4月17日にリニューアルオープン。従来の楽器販売だけでなく、音や音楽との新たな出会いと発見を楽しめる「体験型のブランドショップ」として、ヤマハブランドを発信していくという。

事前の内覧会を訪れたので、抜粋の上、レポートしたい。

目次

歌で応答するコミュニケーションロボット「Charlie」がお出迎え

店に入ってすぐに目についたのが、こちらの白いピアノ。

こちらは2008年に、デザインの祭典といわれるイタリアでの国際家具見本市「ミラノ・サローネ」に出展された作品で、「楽器を介して人と人のつながり」をテーマにした電子鍵盤楽器のプロトタイプの一つ「key between people」である。

鍵盤と天板の段差をできるかぎりフラットにし、演奏者と聴衆がより近い距離感で空間をともにできるスタイルを目指したものだ。

ピアノの上には、ヤマハが世界で初めて開発した、言葉をメロディにのせて会話するコミュニケーションロボット「Charlie」が座っている。「元気ですか?」と話しかけると、「今日はね〜♬」というふうに今日のコンディションを歌で教えてくれて、思わずほっこりした気持ちになった。

その奥には、気軽に立ち寄れる円形の近未来的なカフェスペースも設置されている。

ヤマハブランドのギターが常時100本以上

2階に行くと、ずらりと並ぶギターの数々。ヤマハブランドのギターとしては、品揃えが国内最大規模だという。

ギター好きならば、昨年、コロナ禍の影響で米ギターブランド「フェンダー」の売上が過去最高に達したニュースをご存知の人もいるだろう。そうした煽りは日本も同様で、冒頭で述べたように、習い事需要が増えて、ヤマハでもギターの売上は好調だという。

空間としては、ゆっくり試奏できるスペースが設けられるほか、ドラム試打室も備えられている。

特筆すべきは、昨年4月に発表されたリモート合奏サービス「SYNCROOM」が体験できる音楽制作スタジオが新設されたこと。

オンライン会議が増えた今、ZoomやTeamsなどを使うことがビジネスシーンで浸透している。その音楽版ともいえる「SYNCROOM」は、ユーザー同士が遠隔で演奏したり音合わせしたりできるツールで、SNSとしての機能も持つ。

こちらは約10年前から提供されてきた「NETDUETTO」の次世代安定版として提供されているもので、ネットワーク特有の音ズレをなくす点がコロナ禍で改めて注目されているツールだけに、来場者の関心も高そうだ。

SYNCROOMの詳細については、以下の記事も併せてご覧いただきたい。

[clink url=”https://lovetech-media.com/news/culture/20200410_02/”]

ヤマハの最新技術のバーチャルライブシステムが堪能できるカフェラウンジ

同店に来たらかならず訪れるべきは、バーチャルライブシステム「Real Sound Viewing」が堪能できる、2階のカフェラウンジ「NOTE BY YAMAHA」だろう。

大型液晶パネルの前に置かれているのは、自動音声付きピアノとウッドベース、ドラム。

映像には演奏者が実際に演奏する様子が映し出されており、それと連動する形で音が流れているので、置かれた楽器は単なるオブジェなのかなと思いきや、そうではなかった。

音や映像をそのまま流すのではなく、電気信号を振動に変換して楽器を鳴らしているというのだ。、つまり、楽器の“無人”生演奏が目の前で聴けるという、画期的なシステムが設置されている。

実際に演奏を聴いてみたが、圧巻のひと言。まるで目の前でライブが行なわれているような臨場感に浸れた。

音と映像のズレをなくし、いかに的確に合わせるかが最大のポイントとなるが、こうした精巧な技術開発をヤマハはビフォーコロナの2018年以前から進めてきたという。

通常営業時は30分に1回のペースであらゆる演奏が実施されるという。また今後は、この技術がさまざまなライブパフォーマンスにも応用されることが期待される。

そして、見どころは楽器だけではない。

音楽をコンセプトにさまざまなストーリーが織り込まれたカフェメニューも、魅力いっぱいだ。

こちらはメニュー見本の一部。たとえば「鱈のソテー、ポトフのコンサントレ」であれば、ショパンが好んで食べたといわれている鱈のポトフにちなんでアレンジしたことがメニューに記載されている。

メニューを見ながら「ワーグナーの好物ってハッシュドポテトだったんだね」といった会話と共に食事を楽しめそうだ。

なお、カフェならではのこだわりとして、オリジナルブレンド(エネルジコブレンドとエスプレッシーヴォブレンド)によるおいしいコーヒーが飲めることも追記しておきたい。

ヤマハ音場支援システム「AFC」と音像制御技術によるリアル体感スタジオ

画像提供:ヤマハ

 

楽器に興味がない人であっても誰でも楽しめるフロアが、地下2階にあるスタジオだ。ここでは、予約不要&無料で、体験型サウンドアトラクション「WONDER FILMING〜体感!イマーシブサウンドの世界〜」を常設コンテンツとして楽しめる。

こちらは、架空の映画撮影にサウンドエキストラとして参加するというもの。スタートしたイントロダクションでは、オペラ歌手の歌声が流れ始め、その時点からまるでオペラハウスにでもいるかのような臨場感ある音の響きに魅せられるわけだが、驚くのはまだ早い。

まるでオペラ歌手が周囲を歩き出したかのように歌声が聴こえる位置が変わり、それに合わせて靴の音も、まるで移動しているように感じるほどのリアルさで聞こえてくる。オペラ歌手が真横を通れば真横に、左側に立てばあきらかにそこにいるように感じられるのだ。後方で歌いだすと、その美しい歌声や存在感が完全に後方から感じられ、感動してしまった。

これを可能にしている技術のひとつが、最新のヤマハ音場支援システム「AFC(Active Field Control)」。空間の音響特質を活かして、それぞれに合わせた響きを表現できるシステムだ。

これは2つの方式を組み合わせて実現した最新技術で、ひとつは「室内音場制御方式」。マイクで拾った音をスピーカー越しに再生し、それに空間の響きが加わった音を再びマイクで拾って音響エネルギーを作り出すものだ。もうひとつは「音場合成方式」と呼ばれるもので、たたみ込んだ信号処理を利用し、拾った音にさまざまな反射音データを合成して空間の音を再現している。

また、作品上映中は観衆が拍手をしたり、声を出したりして一体感をもって体感できるのも特徴。コンテンツは今後も続々追加される予定だという。

※感染症対策のため、制限あり。

*

リニューアルし、パワーアップしたヤマハ銀座店。

コロナ禍でのリアルな刺激に飢えている人が多いなか、大きな反響がありそうだ。休日に友人や家族連れで訪れれば、間違いなく半日がかりで遊べるはずだ。

ヤマハ銀座店

https://www.yamahamusic.jp/shop/ginza.html

 

※2021.4.17 15:30:初出時において誤情報が含まれていたため、以下の対応を実施しました。
(1階カフェ記述の削除、カフェメニュー記述の修正、体験型サウンドアトラクションに関する記述の修正等)

Tech&Biz イベントレポート 文化/芸術/心
Charlie LoveTech NETDUETTO SYNCROOM ヤマハ株式会社 ラブテック 音楽

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この記事を書いた人

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EDIT for FUTURE代表取締役、コンテンツ屋、編集コンサルタント、編集者、ライター。
大学卒業後、出版社に勤務し、モノ情報誌のパイオニア「monoマガジン」の編集を経験。退社後、ぐるなびに入社し、経営やビジネス情報のWebマガジンの編集に携わった後、独立。

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