AI × 高校生 × クリエイター。現代に甦らせたモーツァルトの楽曲アルバム「Ten Million Nights」が発売

文化/芸術/心

記事の要点

・「もし現代にモーツァルトがよみがえったら」をテーマに、18名の高校生と3名のクリエイターが協働して制作した5つの楽曲が、1枚のアルバム「Ten Million Nights」となってmarimoRECORDS(マリモレコーズ)よりリリース。

 

・取り組み名は「プロジェクト Z」。日本ヒューレット・パッカードの全面的な技術協力のもと、700曲以上にも及ぶ膨大なモーツァルトの楽曲を元にAIが学習。テクノロジーで甦ったモーツァルトが生み出す「新曲」を、最新の音楽・映像技術を通して豊かに表現する。

 

・試聴はTuneCore Japanサイトから可能。

LoveTechポイント

こういう取り組みをしている時、きっと高校生の皆様は「AIの勉強をしている」という感覚ではなく、もっと楽しい目的のために必要な学びとして、AIのキャッチアップを進めたのではないかと想像します。

そんな、“未来のリテラシー”を育んでいる点が、まずもってLoveTechだと感じます。

編集部コメント

もし現代にモーツァルトが生きていたら。

 

そんな壮大な「もしも」のお題に対し、高校生たちがチャレンジするという取り組みがある。

 

その名も「プロジェクト Z」。

 

日本ヒューレット・パッカードの全面的な技術協力のもと、700曲以上にも及ぶ膨大なモーツァルトの楽曲を元にAIが学習。テクノロジーで甦ったモーツァルトが生み出す「新曲」を、最新の音楽・映像技術を通して豊かに表現するという、非常にクリエイティブな取り組みだ。

 

参加した高校生は全部で18名。開成高等学校、広尾学園高等学校、武蔵野大学附属千代田高等学院、立教池袋高等学校と、学校も違えば学年も異なる中、慣れないAI技術とコラボレーション作業に奮闘し、最終的なメロディを作り上げていったという(参加高校生メンバー一覧はこちら)。

 

出来上がったメロディは、以下3名のクリエイターによって、8K映像・リアルタイムグラフィックス・イマーシブオーディオといった最新音楽・映像テクノロジーを通して、最終楽曲として昇華されていった。

  • 江夏由洋氏(映像作家/株式会社マリモレコーズ 専務取締役)
  • 中田拓馬氏(インタラクションデザイナー/映像演出家/VJ)
  • 江夏正晃氏(音楽プロデューサー・作曲家/株式会社マリモレコーズ 代表取締役)

 

その、2019年3月から1年間かけて作り上げられた全5曲の音楽が、1枚のアルバム「Ten Million Nights」となってmarimoRECORDS(マリモレコーズ)よりリリースされた。

■■■Ten Million Nights」収録曲■■■
「Ten Million Nights」
「Just to find you」
「The shadow of the moon」
「Wolfgang plays Techno」
「Ten Million Nights (Remix)」

標準価格:1,100円
リリース日:2020年3月21日
レーベル : marimoRECORDS

 

モーツァルトの復活と聞くと、どうしてもピアノ曲をイメージするだろうが、完成した曲はそうではない。「現代に甦る」というのがポイントで、アップテンポなテクノ調のものから、いくばくかメランコリックな曲調のものまで、幅広く収録されている。

 

そもそも、モーツァルトの特徴を一言で言えと言われても、なかなか難しい。力強く物事を推進していくようなエネルギーに満ちた作品もあれば、軽やかなステップを踏むようなものもある。じっと耳を傾けて聴き入りたいものもあれば、BGMとして心地よく流し聞きできる作品もある。

 

そう、そんな“豊かな楽しみ方の幅”を想起させてくれるアルバムだと、収録曲を聴いた身としては感じた次第だ。

 

試聴はTuneCore Japanサイトから可能で、以下の配信サイトから購入が可能となっている。

Amazon Music Unlimited, animelo mix, Apple Music, AWA, Deezer, dwango.jp, dヒッツ powered by レコチョク, dミュージック powered by レコチョク, dミュージック powered by レコチョク ハイレゾ版, dミュージック月額コース, e-onkyo music, Google Play Music, iTunes, K-POP Life, KKBOX, LINE MUSIC, mora, mora ハイレゾ版, Music Store powered by レコチョク, Music Store powered by レコチョク ハイレゾ, music.jp STORE, music.jp STORE ハイレゾ版, mysound, mysound ハイレゾ版, oricon ME!, OTORAKU -音・楽-, OTOTOY, OTOTOY ハイレゾ版, Prime Music, Rakuten Music, SMART USEN, Spotify, YouTube Music, うたパス, ひかりTVミュージック, ひかりTVミュージックアラカルトサービス, ひかりTVミュージックアラカルトサービス ハイレゾ, ビルボード公式(Billboard x dwango), レコチョク, レコチョク Best, レコチョク ハイレゾ版, 着信★うた♪by KONAMI

 

AIが自動的に作るのではなく、AIをツールとして活用しながら、人間がクリエイティビティを発揮して完成させる。そんな、AIとヒトの協働で生まれた作品は、これからますます増えていくことだろう。

 

こういった取り組みを通じた学びこそが、これからの時代の「リテラシー」だと、つくづく感じた次第だ。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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