アート管理サブスク「美術倉庫」運営のbetween the artsが総額1億8900万円の資金調達を実施

文化/芸術/心

記事の要点

・アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」を運営するbetween the artsがプレシリーズAで総額1億8,900万円の資金調達を実施。Shinwa Wise Holdingsとの資本業務提携も締結。

 

・美術倉庫は、アートコレクションを撮影するだけで、オンライン上で購入時期や参考市場価格など様々な情報を一覧化できるほか、万全の環境にて1作品あたり月額100円より預けることができるサービス。

 

・今回の資本業務提携によって、between the artsのアート作品の管理ノウハウと、Shinwa Auctionが持つ豊富なオークション運営実績を結集し、アフターコロナを見据えたオークションのさらなるDX化を推進していく。

編集部コメント

アート管理のサブスクサービス「美術倉庫」を運営する株式会社between the artsが、プレシリーズAで総額1億8,900万円の資金調達を実施。同時に、Shinwa Wise Holdings株式会社との資本業務提携を締結した。

 

第三者割当増資の引受先には、Shinwa Auction株式会社を主要子会社とするShinwa Wise Holdings株式会社をはじめ、Gazelle Capitalや複数のエンジェル投資家等となっている。

 

between the artsは「もっとアートを。」をミッションに、アートを所有する人やアーティスト向けのサポートサービスを展開している会社だ。その中の一つである「美術倉庫」は、アートコレクター向けに、アートコレクションを写真に撮るだけでオンラインで簡単に整理し、購入時期や金額など様々な情報を一覧化できるサービスとなっている。

 

自宅に保管できないアートコレクションについて、万全のセキュリティと温度湿度が徹底された環境にて預けることができ、最大6m(高さ×奥行き×幅の合計)までの作品を、1作品あたり月額100円から利用できるようになっている。

 

預けるほど沢山の作品は持っていないという人でも、作品管理に悩みがある場合は便利なサービスだと言えるだろう。

 

2020年7月にサービスが開始され、コロナ禍でのおうち時間の増大に伴いアートオークション市場が盛り上がりを見せるなか、2021年10月現在、美術倉庫では約7,000点(オンラインも含む)のアート作品を管理しているという。

 

また2021年7月には、冒頭に記載したShinwa Auctionと業務提携を実施しており、美術倉庫で管理するアート作品を、Shinwa Auction主催のオークションへ出品代行するサービスも提供している。こちらのサービスでは、詳細な作品情報や画像提供、落札見積価格の設定、作品の配送といったオークション出品かかる手間全てをオンラインで代行してくれるようになっている。

 

今回のShinwa Wise Holdingsとの資本業務提携によって、between the artsのアート作品の管理ノウハウと、Shinwa Auctionが持つ、日本の近代美術を中心とした近代陶芸やワイン、ブランド時計宝飾品などの豊富なオークション運営実績を結集し、アフターコロナを見据えた、オークションのさらなるDX化を推進していくという。

 

具体的には、「美術倉庫」で管理するアート作品に対してのエスティメート(落札見積価格)の自動表示設定や、ワンクリック出品のほか、「美術倉庫」を利用するアートコレクターのオークションに対する様々なハードルを下げるための新機能・サービスを今後、提供していく予定とのことだ。

 

なお、落札した作品を直接「美術倉庫」で預かれるアート管理サービス「SHINWA ART STOREGE powered by 美術倉庫」の提供も、10月28日よりスタートしている。

 

LoveTechMedia編集部

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