記事の要点
・ゲームコンテンツの企画・開発などを行うENDROLLと集英社が、睡眠習慣記録をテーマにしたアプリ「よひつじの森」のiOS版を2022年春にリリース。両社が共同開発・運営するライフハックエンターテインメント事業のプロジェクト第一弾。
・よひつじの森は、寝る前についスマホを触ってしまうことで、寝つきが悪くなったり、夜更かしをしてしまったりする人に向けて企画・開発された、睡眠習慣記録用のスマホ向けアプリ。
・規則正しい就眠や、睡眠前のデジタルデトックス習慣を継続することで、羊が増えたり、新しい音楽が集まっていく仕組みになっている。完成までの過程を制作陣と共に楽しむクローズドコミュニティ「ヨルトコロ」も、本発表と同時にオープン。
編集部コメント
夜寝る前、良く無いとはわかっていても、ついスマホを触ってしまう、という人も多いのではないだろうか。いや、実際に多いという数字が出ている。メガネ販売のZoffが2020年に発表した調査データ「デジタル時差ボケと睡眠に関する実態調査」によると、調査対象者の実に約9割以上が、寝る前にベッドでスマホを使用していることが明らかになっている。
そんな人に向けて企画・開発されたのが、睡眠習慣記録用のスマホ向けアプリ「よひつじの森」。2022年春にリリースされるものだ。
アプリのテーマは「スマホから離れて自分だけの静かな夜を過ごすこと」。羊のキャラクター「ヨル」と共にゲーム内で日々を過ごし、音楽を集めながら旅を進めていくという内容のものだ。
ただのゲームかと思いきや、規則正しい就眠や、睡眠前のデジタルデトックス習慣を継続することで、羊が増えたり、新しい音楽が集まっていく仕組みになっているという。
このヘルスケアをテーマにした「よひつじの森」は、株式会社ENDROLLと株式会社集英社が、今後共創するライフハックエンターテインメント事業の第一弾。
ヘルスケア市場は2015年以降、年率25%の拡大をつづけており、最近は「より簡単に」「より楽しい」健康へのアプローチとしてのゲーミフィケーション(ゲーム化)が注目されている。ゲーミフィケーションの知見を持つENDROLLと物語作りのノウハウを備えた集英社の二社が手を組み、「生活をより豊かにするエンターテインメント」の共創に至ったのが、本アプリ誕生の背景となる。
今回の情報解禁に合わせて、クローズドコミュニティの「ヨルトコロ」もオープン。コミュニティ内では、本リリースより一足先に「よひつじの森」をプレイできるほか、制作陣による開発進捗共有など、多様なコンテンツを楽しむことができる。
寝る前についついスマホを見てしまうと、夜更かしや寝つきの悪さなど、体内時計の乱れによる身体の昼夜逆転状態「デジタル時差ボケ」を引き起こすことにつながってしまう。コロナ禍では特にテレワークの増加に伴って、このような状態の方も増えているのではないだろうか。
夜のスマホ問題で困っている方は、本アプリがリリースされた際にぜひ試してみてはいかがだろう。