記事の要点
・令和2年2月29日(土)より公開予定のドキュメンタリー映画『ママをやめてもいいですか!?』が、映画館での上映開始と同時に、ネット回線を利用したオンライン上映を実施することを発表。
・動画共有サイト「vimeo」を活用したオンライン上映で、1回の購入につき3日間、パソコンやスマホ、タブレット等の複数デバイスで視聴することを可能にする。
・メイン映画館である「新宿シネマカリテ」でも、興行場法に基づく適切な換気はもちろん、各スクリーンへの加湿器設置や劇場入口への消毒液設置、出退勤時の体温検査等によるスタッフの健康管理など、館内衛生の維持に取り組んでいる。
LoveTechポイント
新型コロナウイルスへの感染リスクに伴う不要不急の外出が憚られる状況下で、新たな鑑賞文化スタイルが生まれるかもしれません。
映画を観たい、という方に向けてオンラインという選択肢を早急に提供した点が、非常にLoveTechだと感じます。
編集部コメント
令和2年2月29日(土)より公開予定の、俳優・大泉洋氏がナレーションをつとめるドキュメンタリー映画『ママをやめてもいいですか!?』が、昨今の新型コロナウイルス感染リスク状況に鑑み、映画館での上映開始と同時に、ネット回線を利用したオンライン上映を実施することを発表した。
具体的には、動画共有サイト「vimeo」を活用したオンライン上映となっている。
これは主な視聴対象となる子育て世代ママや、そのほかコロナの影響で外出を自粛せざるを得ない人たちに配慮したもので、1回の購入につき3日間、パソコンやスマホ、タブレット等の複数デバイスで視聴することを可能にするものだ。
もちろん、メイン映画館である「新宿シネマカリテ」を中心に、映画館での上映も予定通り行われる。
多くの方は「密室である映画館こそ感染症リスクが高まるのではないか」と考えると思うが、そもそも映画館は興行場法(第三条)において都道府県ごとの条例基準に適合する“換気”が義務付けられており、また、インフルエンザや今回の新型コロナウイルスのような感染症対策の一環として、自治体によっては館内の湿度を保つように保健所の指導も入っている。
判断は人それぞれだが、劇場も単純な密室構造とはなっていないことは、大いに留意すべき事項だろう。
ちなみに「新宿シネマカリテ」サイドにも確認したが、全てのスクリーンにおいて加湿器を設置しており、また劇場入口への消毒液設置や、出退勤時の体温検査等によるスタッフの健康管理など、館内衛生の維持に取り組んでいる。
かつて2007年に、リンデン・ラボ社運営の3Dバーチャル空間「Second Life(セカンドライフ)」で映画『阿波DANCE』の試写会が行われた際は、新しい興行の形への布石として期待したものだ。
あれから実に13年。
劇場とオンラインでの同時上映という形で、新たな鑑賞スタイル文化の形成がスタートしたわけだ。
それぞれの上映概要は以下の通り。
< 映画『ママをやめてもいいですか!?』 オンライン上映 >
■ 配信期間:2月29日(土)〜3月13日(金)24時まで
■ 料金:1,900円
■ 上映先リンク: https://vimeo.com/ondemand/mamayame/
※ ご購入から3日間、視聴することが可能です。
※ クレジットカードでのご購入になります。
< 映画館での上映:メイン映画館「新宿シネマカリテ」 >
◎ 所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F
http://qualite.musashino-k.jp/
映画『うまれる』シリーズを生み出した監督とメインスタッフが再集結して作り上げた、ママを応援するドキュメンタリー映画となっているので、興味のある方は、劇場もしくはオンラインで鑑賞してみてはいかがでしょう。
作品概要
映画『ママをやめてもいいですか!?』は、ワンオペ育児や産後うつ、虐待など、子どもにまつわる大きな社会問題を背景に、すべてのママへ「感謝」と「元気」、そして「希望」を届けたい、そして「ママが笑顔で子育てができる社会を創るきっかけにしていきたい!」 そんな思いから、映画『うまれる』シリーズを生み出した監督とメインスタッフが再集結して作り上げた、ママを応援する、“笑い”と“感動”、そして共感度2000%のドキュメンタリー映画。
(企画・撮影・監督:豪田トモ/ナレーション:大泉洋)
・公開日: 2020年2月29日(土)
・映画HP: http://www.umareru.jp/mamayame/
・予告編:
以下、リリース内容となります。