記事の要点
・動画の途中で、YouTubeの「終了画面」の機能を活用した分かれ道が表示され、選んだ内容によってお話の内容が変わるマルチシナリオ型絵本「わかれみち絵本」の一般公開が、YouTubeチャンネル「キッズチューブ」で開始。
・本日より「就寝前の準備」「挨拶」「トイレ」をテーマにした、しつけに活用できる内容の3作品を公開。
・今後は、物語や子どもの性格傾向がみえる心理テストを交えたお話など、様々なジャンルの『わかれみち絵本』を随時公開して行く予定。
LoveTechポイント
YouTubeという、いつも利用されているであろうプラットフォームをそのまま活かすことで、子どもたちが抵抗なく能動的な関わりをもって動画を楽しむことができる点が、非常にLoveTechだと感じます。
このようなマルチシナリオ型絵本のライブラリがどんどん増えていくことを期待します。
編集部コメント
YouTubeには「終了画面」機能というものがある。
他の動画を宣伝したり視聴者にチャンネル登録を促したりする目的に利用できる、配信動画の最後 5~20 秒に追加できる機能であり、最近のYouTube動画をご覧になっている方は、一度は目にしたことがあるだろう。
この「終了画面」機能を活用した、ユニークな子ども向け知育動画の配信がスタートした。
選んだ内容によってお話の内容が変わるマルチシナリオ型の絵本『わかれみち絵本』だ。
「わかれみち絵本」では、絵本の途中にお話の分かれ道が出てきて、能動的にストーリー展開を選択することができる。
どちらを選んでお話の続きをみるのか、子どもがご両親と考えながら読み進めることができる、インタラクティブな絵本読み聞かせ動画というわけだ。
本日から公開された3作品は「就寝前の準備」「挨拶」「トイレ」をテーマにしており、主にしつけに活用できる内容となっている。
百聞は一見に如かず。
以下の動画「就寝前の準備」を実際にご覧いただきたい。
この『わかれみち絵本』は、「みんなと”えがお”をつくる会社」をビジョンに「子育て×テクノロジー」で、子ども・親・支援者がより豊かになる世の中にしていくことをミッションとするイースマイリーが制作。
知育動画チャンネル「キッズチューブ」で配信されている。
今後は、物語や子どもの性格傾向がみえる心理テストを交えたお話など、様々なジャンルの『わかれみち絵本』を随時公開して行く予定とのこと。
子どもの「YouTubeを見たい!」というニーズを満たしつつ、能動的な関わりを持たせることで想像力を育む設計もなされた、非常にユニークでLoveTechな取り組みであると言えるだろう。
優しいタッチのアニメーション動画となっているので、子育て中のパパママさんは、ぜひ今回リリースされた『わかれみち絵本』を活用してはいかがでしょう。
なお最後に一点、YouTubeの「終了画面」機能は、iOS/AndroidのYouTubeアプリ、またはパソコンで動画を閲覧することで表示される。
スマートフォンやタブレットのブラウザで動画を閲覧すると、動画ラストの分かれ道が表示されないことがあるので、そこだけご注意いただきたい。
以下、リリース内容となります。