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官民それぞれから見るヘルスケア領域でのAI活用の可能性 〜AI/SUM Report 7

2019 5/03
イベントレポート 食/地域/環境
長岡武司
目次

はじめに

 日本経済新聞社が主催する、人工知能(AI)の活用をテーマにした初のグローバルイベント「AI/SUM(アイサム)」。「AIと人・産業の共進化」をメインテーマに掲げ、4月22日〜24日の3日間かけて東京・丸の内で開催された、大規模ビジネス&テクノロジーカンファレンスである。6月に大阪で開催されるG20に先駆けた取り組みとも言える。

 レポート第7弾の本記事では、「ヘルスケア分野におけるAI活用の可能性」というテーマで設置されたセッションについてお伝えする。

出典:経産省

 上図の通り、日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入しているわけだが、一方で2060年には多くの国が、日本に続いて超高齢社会になることが予想されている。

 つまり、先端を走っている日本がヘルスケアの様々なイノベーションを起こしていき、これによって世界に貢献し、かつ新しいマーケットも開いていける可能性があるわけだ。

 テクノロジーを活用した”HealthTech”の流れは、多くの産業におけるAI活用の中でも大本命領域の一つである。

 セッション当日はヘルスケア領域におけるAI活用の大きな潮流と、各社事例について紹介された。

写真左から順番に
<モデレーター>
・西川和見(にしかわ かずみ)氏
 経済産業省 ヘルスケア産業課長

 <登壇者>
・江浪武志(えなみ たけし)氏
 厚生労働省 大臣官房厚生科学課 医療イノベーション企画官

・石山洸(いしやま こう)氏
 株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長

・瀬川翔(せがわ しょう)氏
 株式会社ディー・エヌ・エー 執行役員 ヘルスケア事業本部 本部長

》AI/SUM 2019記事一覧はこちら

保健医療分野AI開発加速コンソーシアムの推進

 まずは厚生労働省における取り組みについて、厚生労働省 大臣官房厚生科学課 医療イノベーション企画官の江浪武志氏がお話された。

 医療の現場には大量のデータがあふれており、その処理はAI無くしては語れない時代になってきた中で、そもそもAIをどう活用すべきかを議論するべく、厚労省が2017年1月〜3月にかけて開催されたのが「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会」である。

出典:厚生労働省

 AI活用によって、新たな診断方法や治療方法の創出、全国どこでも最先端の医療を受けられる環境の整備、そして患者の治療等に専念できるよう医療・介護従事者の負担軽減を実現するべく、懇談会の中ではAI開発を進めるべき重点6領域を選定した。

ゲノム医療、画像診断支援、診断・治療支援、医薬品開発、介護・認知症、手術支援

出典:厚生労働省

 特に画像診断支援については、関連する医学界からデータを集め、そのデータをもとにAI開発しようという取り組みがスタートしたという。

 また、昨年7月からは「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」という形で有識者を参集し、上述の選定6領域含め、AI開発及び利活用促進に向けた幅広い視点からの議論も実施されている。

出典:厚生労働省

 様々な内容がディスカッションされているが、一例として、医療分野AI開発におけるRoad Blockへの迅速な対応についての議論を挙げたい。

 IRB、Informed Consent、アノテーション/ラベリングといった合計9つのRoad Blockについて議論し、迅速に対応するべき事項の洗い出しを行なっている。以下は一例として、IRB(研究倫理審査委員会)におけるディスカッション結果をまとめたものである。

次ページ:エクサウィザーズのCareTech事業

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この記事を書いた人

長岡武司のアバター 長岡武司

LoveTech Media編集長。映像制作会社・国産ERPパッケージのコンサルタント・婚活コンサルタント/澤口珠子のマネジメント責任者を経て、2018年11月にあいテクテク株式会社創業。愛に寄り添うテクノロジーの切り口で事業を展開。一児の父。

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