発起人:株式会社カラダノート
まずは子育Tech共同提唱発起人である株式会社カラダノート。プレゼンターは、同社代表取締役の佐藤竜也(さとうたつや)氏だ。
「家族の健康を支え笑顔を増やす」ことをビジョンとして掲げる同社では、妊娠から育児だけで実に12アプリ(OS毎)を提供しており、月間約50万人のユーザーがアプリを利用している。
ママと赤ちゃんの情報を毎日届ける「ママびより」、陣痛間隔測定アプリとしては国内トップシェアの「陣痛きたかも」、離乳食スタートの赤ちゃんが食べていいもの/悪いものを見やすくリスト化している「ステップ離乳食」など、育児ママ・パパに寄り添ったアプリを提供している。
株式会社AsMama
2社目は株式会社AsMama(以下、アズママ)。プレゼンターは、同社管理グループの井上まき(いのうえまき)氏だ。
同社では、子どもの送迎や託児などの子育てニーズを”共助”(助け合い)する世界初の仕組み「子育てシェア」のプラットフォームを運営している。子育てシェアに登録後、顔見知り同士でコミュニティを作り、交流イベントで子育て情報交換したり、コミュニティ内で託児・送迎を頼りあう仕組みだ。
昔ながらのご近所頼り合いの現代版として、登録者数は57,904人、解決案件数は21,590件、解決率は実に85%以上という実績を誇る(2018年8月末時点の情報)。
株式会社ファーストアセント
3社目は株式会社ファーストアセント。プレゼンターは、同社代表取締役CEOの服部伴之(はっとりともゆき)氏だ。
「テクノロジーで子育てを変える」ことを掲げる同社では、お子さまを持つ両親をサポートする「パパっと育児@赤ちゃん手帳」や、保育園などで保育者をサポートする「ホイサポ」など、自社で育児関連アプリを開発・運営している。また同社がアプリを介して保有する数億件の育児データをもとに、国立成育医療研究センター研究所とも共同研究を行なっている。
今年7月には赤ちゃんの泣き声をAIで分析する「泣き声診断機能」をパパっと育児アプリに実装し、正解の見えない育児に苦労する親御さんに寄り添った機能として注目された。
fotowa(ピクスタ株式会社)
4社目はピクスタ株式会社の提供するfotowaサービス。プレゼンターは、同社fotowa事業部部長の李せい(り せい)氏だ。
fotowaとは「写真を通じて家族の幸せを増やす」ことを掲げて展開される、家族・子ども写真の出張撮影サービスだ。厳選されたプロカメラマンによる出張撮影なので、よそ行きではない自然でオシャレな仕上りになる。
近所の好みのカメラマンを選ぶことができ、いつでも好きな場所で撮影依頼でき、かつ写真は全てデータでもらえる。お宮参り、七五三、お食い初めから成人式まで、家族のライフイベントの記念写真として一生の思い出と宝物となる。
株式会社オトバンク
最後5社目は株式会社オトバンク。プレゼンターは、同社代表取締役社長の久保田裕也(くぼたゆうや)氏だ。
同社は日本語オーディオブックのリーディングカンパニーとして、サービス開始の2007年より一貫して「聞き入る文化」の創造を掲げている。本を耳で聴けるオーディオブックは、これまではビジネスパーソンがメインユーザーであったが、最近では子育て層への浸透が広がっている。
子どもの寝かしつけ中や料理中など、子育て環境における耳のスキマ時間を活用して”ながら読書”をすることで、子育て世代が育児中でも趣味や勉強を進めることができるよう、サービス用途が拡大している。
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