記事の要点
・赤ちゃんの睡眠を支援するデバイス「ainenne」が、2021年3月に国内販売予定。
・「ainenne」は、「CES 2021 Innovation Awards」を受賞。
・人間が朝日を浴びることにより体内時計がリセットされる事をヒントに、赤ちゃんの起床就寝のリズム形成を助けることを目的として設計。主な機能は、太陽光を模したLED光による目覚まし機能、起床時間の推奨機能、ホワイトノイズ再生機能、赤ちゃんの泣き声解析機能など。
LoveTechポイント
赤ちゃんの夜泣きは、新生児を授かった親がまず最初に直面する試練ではないでしょうか。
ビッグデータを活用した正答率約8割の「泣き声解析機能」など、LoveTechな機能開発を続けるファーストアセントより、新デバイス開発および「CES 2021 Innovation Awards」受賞のニュースが届きました。
編集部コメント
赤ちゃんの睡眠を支援するデバイス「ainenne(あいねんね)」が、2021年3月の国内販売を目指し、鋭意開発されている。
まだ発売前ではあるものの、最新コンシューマ・エレクトロニクスが集結する世界最大規模の展示会「CES 2021」においては、ainenneが「CES 2021 Innovation Awards」を受賞したというニュースも飛び込んできた。Innovation Awardsは、CESに出品される製品の中から28の分野において、特に優れた製品に贈られる国際的な賞であり、ainenneはその中でも“Smart Home”の分野において選出された。
CES 2021 INNOVATION AWARD PRODUCTより
ainenneは、人間が朝日を浴びることにより体内時計がリセットされる事をヒントに、赤ちゃんの起床就寝のリズム形成を助けることを目的として設計されたデバイスだ。
主な機能は、太陽光を模したLED光による目覚まし機能、起床時間の推奨機能、ホワイトノイズ再生機能など、起床就寝時をサポートする機能が中心となっている。
ainenne公式商品紹介ページより。アラームの時間に合わせて、朝日を模したLED光を点灯させることで、爽やかな目覚めを促してくれる。LEDの明るさと色は調整可能。就寝前の絵本の読み聞かせは入眠を妨げないブルーライトをカットした光を、明るくしたいときは白色光などシーンによって使い分けができる
ainenne公式商品紹介ページより。「ainenne」を開発する株式会社ファーストアセントと国立成育医療研究センターが共同で行う「子どもの成長・発達・生活習慣についてのビッグデータ解析研究」のノウハウを活かし、寝かしつけの記録や夜泣きの情報を元に推奨起床時間の予測。
赤ちゃんは生後1年くらいまで1日の活動時間が数時間で、大人とは全く異なる生活リズムで過ごしている。子育て中のママ・パパは、寝かしつけや夜泣きの対応に疲れてしまったり、そもそもなぜ我が子が泣いているか分からずにストレスを感じてしまう瞬間もあるだろう。
実はこのainenne、赤ちゃんの泣き声を解析する機能も併せもつ。世界150か国、15万人の赤ちゃんの声を分析した「泣き声診断アルゴリズム」を採用しており、80%以上の精度で赤ちゃんが泣いている理由が分かるという。
ちなみにこの「泣き声診断アルゴリズム」については、LoveTech Mediaでも、ファーストアセント提供のアプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」への機能実装時に取材をしている。
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ainenneについては、商品紹介ページ(https://ainenne.com)より最新の情報をいち早く取得できるメルマガ登録も開始。詳細については以下の動画も配信されている。
育児ビッグデータを元にした、赤ちゃんに最適な睡眠リズムの提供に興味のあるママさん・パパさんは、まずは情報収集の一環としてメルマガをチェックしてみてはいかがでしょう。
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