記事の要点
・赤ちゃんの寝かしつけをサポートするスマートベッドライト「ainenne(あいねんね)」の予約販売がMakuakeにてスタート。
・LED光による目覚まし時計機能のほか、AI解析による起床時間の推奨機能、ホワイトノイズ再生機能、AIによる赤ちゃんの泣き声解析機能などは搭載。
・プロジェクトは2021年6月26日 18時まで。 リターンとしては、先着30名で「ainenne1個:27,280円」などが用意されている。
LoveTechポイント
育児をサポートするテクノロジー(BabyTech)を代表する企業の一つ・ファーストアセント社による新製品がいよいよリリースされました。
商品開発ルームだけで企画されたのではなく、何万人というパパママによるリアルな育児データの結晶が具現化し、実際の育児の現場に即した機能として実装されている点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
以前の記事でご紹介した、赤ちゃんの寝かしつけをサポートするスマートベッドライト「ainenne(あいねんね)」。
[clink url=”https://lovetech-media.com/news/parent/20201217_01ainenne/”]
こちらがいよいよ、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて予約販売がスタートした。(開始30分で早くも100%を達成していた)
ainenneは、人間の「朝日を浴びることにより生活リズムを調整する働き」をヒントに、乳幼児の子育てをサポートするデバイスとして開発されたものだ。
自らの意思で朝日を浴びれない赤ちゃんに光の刺激を与え、生活リズムを整えるサポートをしてくれるなど、育児の省力化を目的に以下の機能を実装している。
- LED光による目覚まし時計機能
- AI解析による起床時間の推奨機能
- ホワイトノイズ再生機能
- AIによる赤ちゃんの泣き声解析機能
- ブルーライトカットのベッドライト機能
- 起床就寝時間の記録機能
- 育児記録アプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」との連携機能
特に目覚まし機能については、目覚ましの設定時間5分前から徐々にLEDライトが明るくなり、一定時間が経過するともっとも明るくなるという朝日を模した演出をしてくれるので、赤ちゃんはもちろん、大人にとっても有効な調光仕様になっていると言える。
また、他に特記すべきは、デバイスに実装された2種類のAIだろう。
一つは、赤ちゃんの生活リズムを学習して、起床就寝時間のズレを修正するようにリコメンドしてくれる「推奨起床時間」表示機能。ainenneにて「寝かしつけ開始時間」「寝た時間」「起きた時間」を記録していくことで、該当の子どもの標準的な起床就寝時間を学習し、ズレに対する推奨時間を表示させてくれるというのだ。
毎日一緒に過ごしているが故に、日々発生していく生活リズムのズレを客観的に把握しにくいパパママに気づきをもたらしてくれる機能として、有難い存在だと言えるだろう。もちろん、早寝早起きの習慣付けとしても有効だ。
そしてもう一つは、当メディアでも以前より注目してきた「泣き声解析」AI。
これまでもアプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」にて実装されていたものだが、今回のainenneでは寝かしつけの時に、ボタン一つで寝ている理由を解析できるようにしてあるので、寝床にスマホを持ち込む必要がない。
夜間にブルーライトを浴びると生活リズムが乱れてしまうと言われているからこそ、寝るときのスマホ断ちとしても有効だろう。
ちなみにainenneそのものも、目覚ましの時に利用する「目覚まし灯」の他に、ブルーライトカットモードのヘッドライト機能が実装されているので、寝る前の絵本の読み聞かせや、夜間の授乳、オムツ交換の際の「就寝時」のベッドライトとしての利用も可能となっている。
このainenneの先行予約に係るクラウドファンディング概要は以下の通り。
- プロジェクト名:赤ちゃんの寝かしつけをサポートするスマートベッドライト「ainenne」
- URL:https://www.makuake.com/project/ainenne/
- 期間:2021年3月29日 14時 ~ 2021年6月26日 18時
- リターン(返礼品)一例:
【ainenne×1個】超早割【先着30名】 27,280円
【ainenne×2個】セット割引 54,560円
【ainenne×10個 + 育児指導オンラインセミナー1時間開催】法人向け特別割引 272,800円
など
赤ちゃんの寝かしつけ問題に悩んでいるパパママはもちろん、昼夜逆転などで生活リズムが乱れている大人の方も、育児ビッグデータによるAI(ねんねのためのAI)が搭載されたainennneを試してみてはいかがでしょう。
なお、ファーストアセント社の育児ビッグデータへの考え方や思いについては、以下の記事も合わせてご覧いただきたい。
[clink url=”https://lovetech-media.com/interview/firstascent20180731/”]