有機JASキノコメーカーがキノコ菌床を活用した砂漠緑地化ビジネスに着手、パートナー募集中

社会課題

LoveTech Media編集部コメント

キノコが地球の砂漠化を救うかもしれない。

 

有機JAS菌床キノコメーカーのハルカインターナショナルが、キノコ菌床を活用した砂漠緑地化ビジネスの実証実験を、2019年に中東地域で開始する。

 

同社は2018年夏に日本で初めて「キノコの女王」キヌガサタケの人工栽培に成功しており、この技術力をもっての挑戦となる。

 

オーガニックなキノコ菌床を貨物船で中東に輸送し、現地の生産管理棟でキノコを発生させ、現地マーケットで販売。不用になったキノコ菌と木質成分で構成する菌床を、現地の砂地農業地の堆肥として活用するというモデルだ。

 

不用菌床は、菌が分解した木質成分の固まりであり、日本国内では、腐葉土と同様な効果があるとして、意欲的な農業者が堆肥として好んで活用しているものだ。

 

上記実証実験の実施にあたり、ハルカインターナショナルは現在、以下の観点を中心として広く、事業パートナーを募集しているとのこと。

 

  • ドバイ、アブタビ、オマーン、カタール、クウェート近郊での実証場所
  • 不用菌床の活用調査について、緑化事業会社や緑化工に関する公益団体、大学等の研究機関との協業、共同研究

 

SDGsに即した持続可能な事業として、砂漠緑地化ビジネスに興味のある方は、ぜひご連絡をされてみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

有機JAS菌床キノコメーカー、株式会社ハルカインターナショナル(岐阜県郡上市和良町)は2018年夏季、日本で初めて「キノコの女王」キヌガサタケの人工栽培に成功しました。これまで、ジャイカ事業を通じてブータン王国で菌床キノコ栽培の実証にも成功。キクラゲ栽培では日本最大のメーカーにもなりました。

この技術力をもって、挑むのがキノコ菌床を活用した砂漠緑地化ビジネスです。2019年には中東地域で自己資金で世界初の実証に挑みます。

このビジネスモデルはオーガニックなキノコ菌床を貨物船で中東に輸送。現地の生産管理棟でキノコを発生させ、現地マーケットで販売。不用になったキノコ菌と木質成分で構成する菌床は、現地の砂地農業地の堆肥として活用します。

実証は自己資金で賄いますが、現地進出の日本企業などのプラント内の空き地や管理棟となる建物を探しています。キノコ栽培と不用菌床の堆肥化の実証と効果を確認後、事業を本格化させます。日本の見捨てられた森林資源で、砂漠地域に農地を広げる、世界規模の循環型農林業モデルを拓きます。

これまで過去5年間、5回にわたり、ドバイなどでマーケティング調査などを実施してきました。オーガニックなキノコ商品は相応な価格で流通できることを確認しており、ビジネスモデルはこのフレームのみでも構いません。

しかし、日本で無価値とされる雑木が砂漠地域の数少ない砂地農業地の堆肥となり、緑化資材となることを実証することこそ、挑む意義と価値があると考えています。

過去、様々な知見を持つ人たちから、キノコ菌は40℃以上になると死滅する、という指摘を受けてきました。

果たして、そうでしょうか。現地の砂漠では40℃以上の灼熱な天候を乗り越えたファーガと呼ばれるキノコが比較的低温な冬季に砂漠で発生しています。もちろん、現地でも小規模ですが、点滴灌漑技術を利用した砂地農業が行われており、環境さえ整えば、砂地の中で耐える菌類が植生を活性化させています。

砂漠緑地化ビジネスの主役は、キノコを発生させた後の不用菌床です。

キノコ菌と、菌が分解した木質成分の固まりです。日本国内では、腐葉土と同様な効果があるとして、意欲的な農業者が堆肥として好んで活用しています。また、海岸の砂地緑化に不用菌床を活用した研究成果によると、一定の温度低下や湿度保持が確認された、とされています。たとえ砂地でも、温度、湿度、地中環境が整えば、植生が活性化するのは当たり前の原理です。

実証に向けて、ハルカインターナショナルが求めているのは、ドバイ、アブタビ、オマーン、カタール、クウェート近郊での実証場所です。現地進出日本企業様のプラント内空きスペースと、生産管理を代用できる建物内の空きスペースとなります。いずれも広さは10㍍四方程度となります。実証用の生産管理棟には、菌床にミストをかけるための水道・水利を求めています。市街地内にある建物でも実証は可能です。

実証は約1年間のスケジュールです。現地生産管理棟での栽培実証期間は約一か月となりますが、不用菌床を砂地に埋設し、温度や湿度の観測、管理などを行い、約一年後の砂地環境や植生変化などを探ります。菌床が保水材としての機能を発揮できるか、についても調査します。不用菌床の活用調査については、緑化事業会社や緑化工に関する公益団体、大学等の研究機関との協業、共同研究も求めています。

国連が提唱する持続可能な地球社会の実現に向けて、砂漠地域の緑地化・農地化は挑むべきテーマです。

緑化ボランティア活動は素晴らしいアクションですが、スケールや持続性が課題となっています。ビジネスとしてもミレニアムな挑戦となりますが、価値と意義があると考え、パートナー企業を求めています。

事業に関する申し込み、問い合わせは、ハルカインターナショナルのキノコ菌床を活用した循環型農林業の企画会社、合同会社清流日本 https://www.sn-conso.jp/ で受け付けています。

事業概要はアマゾンキンドル本「砂漠緑地化ビジネス」で紹介しています。

 

以下、参照URLです。

株式会社ハルカインターナショナル
https://www.haruka-int.jp/

キヌガサタケのタマゴを活用したキャンプファイヤ、クラウドファンディングサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/105576

 

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