おてつたび、お宿の内面的な魅力を見える化するメディア構築に向けたクラウドファンディング中

LoveTech Media編集部コメント
“お手伝い”を通じて地域と地域外の人、双方を「お金ではない関係性」でつなげ、地域のファン(関係人口)創出目指す株式会社おてつたびが、新たにクラウドファンディングを実施している。
https://camp-fire.jp/projects/view/126645
「読んでいたら、この宿予約してた」そんな読み物のように紡ぐお宿メディアを作りたい。
そんなタイトルのプロジェクトである。
おてつたびをご存知ない方は、まずはこちら、Love Tech Mediaが今年頭に取材させていただいた記事をご覧いただきたい。同社代表の永岡氏に、これまでの活動や目指す世界観を詳しく伺っている。

おてつたびがこれまで多くの地域でおてつたびプロジェクトをプロデュースしていく中で、旅館などのお宿特有の課題に直面したという。
つまり、旅行客による旅館や民宿選びでは、「金額」「食事内容」「写真の見栄え」など表面的な事が重視されがちであり、そこを基準に選ばれる事が多いという事なのだ。
考えてみれば当然だ。
まだその地に言ったことのない旅行客にとって、上記のポイント以外に判断できる材料がないのである。
もちろん、綺麗な部屋や料理の写真等も魅力だし、ひとつひとつ取っても裏には見えないこだわりや、努力、徹底さなどもあることはわかる。
しかし同社がおてつたびを通じて日本各地のお宿とプロジェクトを進めていく中で、料金や食事など表面的に見えているもの以上に、エモーショナルな部分、想い・こだわり・お宿の方の人柄などが、一番重要なのではないか、感じているという。
そんな、おてつたびで見つけたエモーショナルな情報満載の、「読んでいたら、ついつい此処に来ていた」なんて人々が続出するような、丁寧な物語を沢山作り出すメディアを創ることが、今回のクラウドファンディングの目的となる。
お宿の裏側には、開業から今までの歴史やオーナー従業員の方々の想い、料理や部屋の作りや「おもてなし」等への見えないこだわりや努力がたくさんあり、本当はとっても魅力的なのに、お宿自身は「当たり前」と思っているものも多くある。
そんなエモポイントを、おてつたびで外から来た人が、より貴重な魅力として気づくことができるものだという。
地元の魅力になかなか気づかない、という、どこにでもあるケースと一緒だ。
今回の資金は全て、「おてつたびメディア」のため、おてつたび飛躍のために、そしてより良く温かい世界を創るために活用するという。
2019年4月の発行を目指し、現在一緒にメディアを作ってくれる仲間も募集中とのことだ。
日本にはまだまだ魅力的な土地が山のように存在している。
クラウドファンディングプロジェクトは2019年3月15日まで。
未利用資源ならぬ、日本の「未認知魅力」を深掘る取り組みに興味のある方は、ぜひ今回のクラウドファンディングを機に、おてつたびにダイブしてみると良いだろう。
間違いなく、人生にポジティブな循環が生まれるに違いない。
以下、クラウドファンディングページとなります。
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