LoveTech Media編集部コメント
先月27日、埼玉県深谷市が「DEEP VALLEY アグリテック集積宣言」(以下、DEEP VALLEY宣言)をした。
関東の台所である深谷市が、いよいよアグリテック集積都市へと本格的に歩んでいくということで、当メディアでもその発表内容と背景についてお伝えした。
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その第一弾となる取り組みが、アグリテックビジネスコンテスト「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」であり、本日より、この農業課題の解決に繋がるアイデアの応募受付を開始した。
これは、埼玉県深谷市及び日本全国が抱える農業課題解決に貢献する企業・技術を集め、表彰するものであり、AI、IoT、ドローンなど、各分野のベンチャー精神溢れる事業者を広く募集している。
募集対象部門は2つあり、「プロダクト部門」ではすでにサービス開発、製品開発をしていて試作段階となっているものを、「コンセプト部門」では深谷市内及び農業界全体の課題を解決しうるビジネスアイデアを、それぞれ対象としている。
特に後者については、優れたプランは実際の事業化も検討しており、またいずれも出資金として賞金総額1,000万円も用意されているという。
もちろん出資金額については、出資の可否含めた受賞者との協議の上で決めていくとのことだ。
詳しい進行スケジュールは以下の通り。
応募受付: 7月16日(火)~8月31日(土)
一次審査(書類審査): 9月上旬
一次審査通過者へのメール通知: 9月9日(月)~9月13日(金)
二次審査(プレゼン審査、面談): 9月21日(土)、9月22日(日)いずれかの日程
会場:JR新宿ミライナタワー12F マイナビルーム
※審査の過程において、必要に応じて提案製品の実地審査・見学等を実施する場合あり
二次審査通過者の公表: 9月下旬
最終審査(公開プレゼン): 10月31日(木)
会場:埼玉グランドホテル深谷
事業化に向けた支援検討開始: 12月~
応募状況等によっては、スケジュールを変更する可能性があります。最新スケジュールは、コンテストサイトでお知らせします。
深谷の課題は全国の農業課題でもある。
先端技術を活用したソリューションでなくとも、農業の課題を解決するサービスやアイデアをお持ちの企業や団体、個人の方は、ぜひ8月31日までに「DEEP VALLEY Agritech Award 2019」に応募してみてはいかがでしょう。
深谷市が全体を牽引しつつ、市内3農協や商工団体、教育機関と民間企業という、産学官連携しての取り組みとなっているので、きっと新たな展開がひらけてくるに違いない。
応募サイト及びコンテストサイト
URL:https://agri.mynavi.jp/deepvalley_agritechaward/
以下、リリース内容となります。