佐賀県みやき町がまるごと「こども食堂化」。食のペイフォワードアプリ「ごちめし」を使った試み

食/地域/環境

記事の要点

・人さまにお食事をごちそうできるスマートフォンアプリ『ごちめし』を開発・運営するGigi株式会社が、佐賀県三養基郡みやき町と共に、町内の飲食店を「こども食堂化」するプロジェクトを2020年1月7日よりスタート。

 

・アプリに登録されている店舗グループ「みやき町こども食堂」に食事券「1ごち」(600円+10%の手数料)を前払いする。それにより、子ども達は登録店舗に行くと、600円のこども食堂用メニューを無料で食べられることになる。

 

・既存の飲食店の協力を得て店内で調理から提供まで完結させることで、専用の場所・設備や人手を必要としないこと、飲食店のオープン日はいつでも利用できること、ボランタリーではなく誰かが「ごちそう」という形であらかじめ寄付することで資金面の問題をクリアできる、といった点が、本プロジェクトの強み。

LoveTechポイント

食事を通じたペイフォワードの仕組みを構築し、さらにそれを「こども食堂」という形で食の課題解決へと繋げている点が、LoveTechだなと感じます。

こども食堂として、どこまでサステナブルな形で運営できるか。この点に注目して、プロジェクトを見守りたいと思います。

編集部コメント

昨年11月にリリースされた、食のペイフォワードを実現するスマホアプリ『ごちめし』。

 

北海道帯広の「結(ゆい)」という食堂で考案された、来店客が“多めに”代金を支払う形で寄付することで、たまった分だけその料理を無料で提供する「ゴチメシ」という仕組みがもとになった、「アプリを通じて・人さまに・お食事をごちそうできる」サービスである。

 

友人や同僚、両親への「ごち」はもちろん、飲食店への応援・こども食堂への支援など、様々な思いやりを手軽に「ごちる」という形に変え、人から人へ「ありがとう」「がんばっているね」「応援しているよ」などの気持ちを届けることができるという、まさにLoveTechなコンセプトとなっている

 

この「ごちめし」を開発・運営するGigi株式会社が、この度、佐賀県三養基郡みやき町と共に、町内の飲食店を「こども食堂化」するプロジェクトを1月7日よりスタートさせた。

 

仕組みとしては以下の通り。

 

地元の方々や県外のみやき町出身者が子ども達に食事をごちそうしたい場合、アプリに登録されている店舗グループ「みやき町こども食堂」に食事券「1ごち」(600円+10%の手数料)を前払いする。それにより、子ども達は登録店舗に行くと、600円のこども食堂用メニューを無料で食べられることになる

 

また、メニューの残数や子ども達からのメッセージは、「ごちめし」アプリ上で確認することが可能だ。

 

既存の飲食店の協力を得て店内で調理から提供まで完結させることで、専用の場所・設備や人手を必要としないこと、飲食店のオープン日はいつでも利用できること、ボランタリーではなく誰かが「ごちそう」という形であらかじめ寄付することで資金面の問題をクリアできる、といった点が、本プロジェクトの強みだ。

 

みやき町では、2019年8月16日に公益財団法人「佐賀未来創造基金」と連携協定を結び、そこからプロジェクトの本格始動に向けて準備を進めてきた。今回の取り組みには、みやき町内6店舗の飲食店が参画しており、アプリ上からの寄付の他、各店舗に設置してある募金箱「ごちBOX」へ直接寄付することもできるようになっている。

・割烹いまむら(〒849-0113 佐賀県三養基郡みやき町大字東尾574)

 

・居食家風(〒849-0101 佐賀県三養基郡みやき町大字原古賀7385-15)

 

・居酒屋かちや(〒849-0102 佐賀県三養基郡みやき町大字簑原764)

 

・ひろや製パン所(〒849-0111 佐賀県三養基郡みやき町大字白壁4402-1)

 

・農家レストラン まがりや(〒849-0112 佐賀県三養基郡みやき町大字江口1214-1)

 

・一吉うどん(〒840-1101 佐賀県三養基郡みやき町大字西島1624-1)

店舗に訪れた子どもが感想を書くことができる「ごちボード」

 

今後は、みやき町・佐賀未来創造基金・Gigiが協力し、加盟店舗数拡大および佐賀県内の自治体での導入拡大を図るとともに、「みやき町こども食堂応援隊(仮称)」などを通じてこども食堂への寄付拡大を図っていくという。

 

今回のプロジェクト、地元の方々のみならず、旅行客や関係人口の方々にだって積極的に支援してほしい仕組みである。

 

google 仕事や旅行でみやき町に行かれた際は、食から始めるペイフフォワードとして、「ごちめし」を使ったこども食堂寄付をしてみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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