Twitterを活用した鮮魚の直販プラットフォーム。「UONTED(ウオンテッド)」が正式リリース

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記事の要点

・IT × 地方創生事業を進める株式会社咲弥が、水産品を生産者から直接購入できる水産特化のマーケットプレイス「UONTED(ウオンテッド)」を、6月1日より正式にリリース。

 

・UONTEDのプラットフォームとなるのは、専用ECサイトとTwitterの2つ。生産者がUONTEDサイトで出品をすると、連携させているTwitterに自動で出品投稿がなされ、消費者はタイムリーな鮮魚出品情報を確認することができる。

 

・消費者は、TwitterもしくはメールアドレスでUONTEDに登録し、専用サイト上で欲しい魚を探して注文する。あとは受け取り時に代金を支払うだけ。市場に出回っていない珍しい魚や、加工品など水産に関わる商品が購入可能となっている。

LoveTechポイント

魚が大好きという人のみならず、インターネットネイティブ世代にとって手軽に鮮魚を取り寄せることのできる仕様がLoveTechだと感じます。

漁業に限らず、様々なECプラットフォームが乱立している状況だからこそ、プラットフォーマーの思いやストーリーが特に大切になってきていると言えます。

編集部コメント

IT × 地方創生事業を進める株式会社咲弥が、水産品を生産者から直接購入できる水産特化のマーケットプレイス「UONTED(ウオンテッド」を、6月1日より正式にリリースした。

 

UONTEDのプラットフォームとなるのは、専用ECサイトとTwitterの2つ。生産者がUONTEDサイトで出品をすると、連携させているTwitterに自動で出品投稿がなされ、消費者はタイムリーな鮮魚出品情報を確認することができる。

UONTEDサイトより

 

登録に関する初期費用や月額費用な一切なし。かかるのは、売り上げごとに発生する販売手数料だけだ。

 

一方消費者は、TwitterもしくはメールアドレスでUONTEDに登録し、専用サイト上で欲しい魚を探して注文する。あとは受け取り時に代金を支払うだけだ。市場に出回っていない珍しい魚や、加工品など水産に関わる商品が購入可能となっている。

 

このUONTED。新型コロナウイルス感染症の影響で、飲食店や宿泊施設へ出荷する予定だった「行き場をなくした水産品」を直接購入できる販売サイトを作ろう、という思いから始まったという。

 

魚価格の下落や過剰在庫に伴う資金繰り悪化に悩む生産者が、一般への販路拡大を模索し、Twitter等のSNSを活用して直接販売を行うケースが増えてきているが、SNS投稿を利用した販売は在庫管理などが煩雑なため、その分余計な手間がかかってしまう。

 

一方、それを解決する使い勝手のいいサービスがまだ存在しなかったことから、課題を解決するため、株式会社ガイアックスによる出資、および「Gaiax STARTUP STUDIO」(※)によるバックオフィスサポート・開発支援を受けて、UONTEDをリリースしたというわけだ。

※同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織のこと(gaiax.co.jp/about/startup-studio/

 

6月末までは「応援消費キャンペーン」として、生産者の販売手数料が無料となっているので、鮮魚の出荷・流通でお困りの漁業関係者は、ますは問い合わせしてみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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