リリース概要
情報技術を活用して全国の自治体やコミュニティと地域課題解決に取り組む一般社団法人「コード・フォー・ジャパン」(Code for Japan、代表:関治之)は、各地のシビックテック団体や民間サービスと連携し、飲食店情報をオープン化して広く社会で共有するためのプロジェクト「OPEN EATS JAPAN」を開始しました。
プロジェクトページ:https://www.code4japan.org/activity/open_eats_japan
飲食店の情報発信を地域でサポート
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために多くの飲食店が休業を余儀なくされた状況を受け、各地では飲食店を支援するためにテイクアウトやデリバリーが可能な飲食店情報を収集して公開する多くのプロジェクトが立ち上がりました。
このような取り組みを一過性のものに終わらせず、今後も地域で協力して飲食店情報の発信を進めるために、各地で収集された飲食店データを広く様々なアプリやサービスで利用可能にするための標準フォーマットを作成し公開しました。
民間サービスや各地のシビックテック団体との連携
飲食店データの標準フォーマットの検討においては、すでに飲食店情報やテイクアウト・デリバリー情報の検索サービスを運営している民間企業や、各地のシビックテック団体と協力し、互いの所有するデータやサービスデザインを共有しながら進めました。
協力団体(五十音順)
- うちたべ
- オープン川崎/Code for Kawasaki
- KATTE
- Code for YOKOHAMA
- Save the tables
- 株式会社トレタ
今後の飲食店情報の活用に向けて
今後各協力団体において、今回作成した標準フォーマットに準拠した形での飲食店オープンデータの公開を進める予定です。
さらに、飲食店情報をより検索しやすくするために、飲食店の分類のための標準タグ(キーワード)の整備を進める予定です。
本プロジェクトはオープンにディスカッションを進めており、どなたでもご参加頂けます。
すでに飲食店の検索サービスを運用されている方や、飲食店情報の収集や公開を計画されている方からの広いご参加をお待ちしています。
お問い合わせ先
■自治体の方
オープンデータを進めるにあたり支援の必要な自治体ご担当者の方は info@code4japan.org にお問い合わせください。
■民間の個人や企業の方
シビックテックに興味をお持ちのエンジニア・デザイナーの方や、飲食店情報の標準化に興味をお持ちの方は、Code for JapanのSlack (https://cfjslackin.herokuapp.com/) にご参加ください。
本プロジェクトの詳細な参加手順についてはプロジェクトページをご覧ください。