芯まで竹100% × 無漂白のトイレットペーパー「BambooRoll」が、ELEMINISTでも取り扱い開始

食/地域/環境

記事の要点

・トイレットペーパーの定期便サービス 「BambooRoll」(バンブーロール)が、サステナブルな暮らしのガイド「ELEMINIST」にて先行販売開始。

 

・予約できるのは、BambooRollのお試し商品の先行予約。定期便ではなく、1回限りのお届けとなっている。また、こちらはサービスサイト経由と同様で先行予約のため、4月中旬以降のお届け予定になる。

 

・BambooRollは、芯部分も含め、原材料が100%「竹」でできている、無漂白のトイレットペーパー。パッケージにもプラスチック・フリーのリサイクル段ボールを採用しており、使用後に残る芯と段ボールは、リサイクル可能なゼロ・ウェイストを実現する製品仕様となっている。

LoveTechポイント

竹資源は本商品以外でも、地域の未利用バイオマス資源として広く注目度が高まっています。

日常的に使用するトイレットペーパーを通じて、地球資源の循環の仕組みを体現しているブランドそのものが、LoveTechだと感じます。

編集部コメント

トイレットペーパーの定期便サービス 「BambooRoll」(バンブーロール)が、サステナブルな暮らしのガイド「ELEMINIST」にて先行販売開始された。

こちら、ただのトイレットペーパーではない。

 

芯部分も含め、原材料が100%「竹」でできている、無漂白のものだ。

 

パッケージにもプラスチック・フリーのリサイクル段ボールを採用しており、使用後に残る芯と段ボールは、リサイクル可能なゼロ・ウェイストを実現する製品仕様となっている。

 

竹はいま、その二酸化炭素の固定能力と耐久性からプラスチックや木材の代替資源として、注目を集める素材のひとつである。

 

竹とラタンの国際機関・INBARが発表するレポートによると、生育期間5年前後までの期間は針葉樹・広葉樹よりも、竹の方が二酸化炭素を多く吸収するとの検証結果が提示されている。

 

一方で、私たちが普段使用しているトイレットペーパーの大半は、木材パルプか古紙で作られたもの。

 

2019年2月に発表されたNRDC(天然資源防護協議会)の調査結果によると、日本は一人あたりのトイレットペーパーの消費量が世界第4位と発表されており、日本人のトイレットペーパーの消費量は多いことが明らかになっている。つまり、それだけ一人当たりの木材消費量が多いことになる。

 

これに対して長野県諏訪郡にある株式会社おかえりは、収穫してもすぐに自然に生え、少量の水で農薬を使用することなく早く成長する竹を使うことで、収穫、使用、そして自生してCO2を再び吸収するという循環をつくりたいと考え、このBambooRollを生産することにしたという。

 

定期的に自宅まで届けてくれるサブスクリプションサービスを想定しているので、手間なく環境と体に優しいトイレットペーパーを使い続けることができるというわけだ。

 

これまでも、サービスページでは2021年1月より定期便の先行販売を行ってきたが、今回、ユーザーからの要望により、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報を発信するサイト「ELEMINIST」の「ELEMINIST SHOP」でも取り扱いが始まった。

 

一人ひとりが自分ごととして日常に取り入れられるような、エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドしてくれるECメディアである。

 

予約できるのは、BambooRollのお試し商品の先行予約。定期便ではなく、1回限りのお届けとなっている。また、こちらはサービスサイト経由と同様で先行予約のため、4月中旬以降のお届け予定になるものだ。

 

バンブーロールの概要は下記の通り

 

■バンブーロール概要

  • 販売場所:バンブーロール公式サイト  https://bambooroll.jp
  • 商品:竹100%トイレットペーパー 1箱18ロール入り
  • 1ロール 幅100mm × 長さ33m 330シート 3枚重ね
  • 定価 : 定期便1箱 1,800円(税込) お試し1箱 1,980円(税込) 送料別

 

普段気にすることもなく使用しているトイレットペーパーだが、これを木材ベースでないものに変えるだけで、世界の森林の一部を守ることに貢献できることになる。

 

地球の森を守るという命題に対して、一個人でもアクションしやすいアプローチだと思うので、思いに共感した方は、2021年4月以降に届くBambooRollを試してみてはいかがでしょう。

 

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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