鎌倉を中心にテイクアウト容器ゴミを削減。容器シェアリングサービス「Megloo」β版の提供開始

食/地域/環境

記事の要点

・鎌倉を拠点とするベンチャー・カマンが、テイクアウト容器ゴミを削減する地域共通型リユース容器シェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を開始。

 

・Meglooでは、ユーザーは無料でリユース容器を使用でき、利用後は対象店舗であればどこにでも返却が可能。また飲食店側はリユース容器を店舗間でシェアし、テイクアウト容器のコスト削減ができる。

 

・市民・事業者・行政が連携・協働して3Rを推進し「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指している鎌倉市内で実証実験後、利用者の使いやすさ向上や店舗オペレーション最適化を行い、他地域へも展開予定。

編集部コメント

昨今、在宅ワークや外食自粛の傾向が高まる中、テイクアウトやデリバリー需要の増加に伴い、プラスチックゴミもまた増えている。

 

もともと日本の一人あたりの使い捨て容器ゴミ排出量は、米国についで世界第二位と世界の中でも多くなっているが、新型コロナウイルス流行前よりその量はさらに増加しており、調査によっては約13%増のデータも出ているくらいだ。

 

このような現状から、リユース容器のシェアリングサービスである「Megloo(メグルー)」β版の実証実験が、鎌倉駅周辺の店舗を対象に開始されることとなった。

 

Meglooは、「ローカルの魅力を創り、広める」をコンセプトとする株式会社カマンを中心に、「ゴミを出さないことで罪悪感から開放され後味をすっきりさせたい」という想いから開発がスタートしたプロダクトだという。

 

ユーザーとしては、無料でリユース容器を使用できてLINE上で容器の受け取りと返却を行い、また飲食店側は、リユース容器を店舗間でシェアしてテイクアウト容器のコスト削減に繋げることになる。

 

使い方はまず、LINEでMeglooアカウントを友達登録。場所と個数をメッセージで送り、店舗でリユース容器に入った商品を受け取る。利用後は、対応店舗もしくは駅周辺の24時間返却ボックスにて容器を返却。返却された容器は、店舗で洗浄・再利用される、という流れだ。

画像:Megloo Webページより

 

 

ちなみに、Meglooで使われるリユース容器の素材はプラスチックである。「え?環境に悪くない?」と思われる方もいるかもしれないが、環境に悪いのは「プラスチックの使い捨て」であって、プラスチックそのものではない。様々な材質のものが検討された結果、最も環境負荷が低く、軽量で繰り返し使え、電子レンジにも対応する素材がプラスチックだったというわけだ。

画像:Megloo Webページより

 

 

実証実験第一弾の舞台となる鎌倉市は、官民および市民が連携・協働して3Rを推進し、「ゼロ・ウェイストかまくら」の実現を目指している。

 

現時点(10月21日現在)での協力店舗は5店舗だが、今後、利用者の使いやすさ向上や店舗オペレーション最適化を行い、他地域への展開予定とのことだ。

 

《Megloo実証実験概要》

  • 期間:2021年10月20日〜12月17日
  • 対象地域:鎌倉市内飲食店
  • 目標提供数:1000食
  • 実証実験参加店舗一覧:下記URLを参照
  • 返却スポット:対応店舗、24時間返却ボックス・最新の返却スポットは下記URLを参照
    https://megloo.jp/#areamap

《協力店舗一覧》

  • [台湾家庭料理]叙序圓(じょじょまる)
  • [食堂]朝食屋コバカバ / Cobakaba
  • [イタリアン]魚介伊料理 カザマ / Cazama
  • [フレンチビストロ]ビストロオランジュ / Bistrot Orange
  • (近日対応予定)[ジェラート]ジェラテリア サンティ/ GELATERIA SANTi

LoveTechMedia編集部

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