記事の要点
・コンタクトレンズブランド「アキュビュー®」が、目に入る光の量を自動で調節する世界初のコンタクトレンズ「アキュビュー® オアシス® トランジションズ スマート調光™」を発表。2019年12月12日(木)より全国の一部店舗にて先行発売予定。
・調光テクノロジーで世界をリードするTransitions Optical社との共同開発によるもので、光に合わせてレンズの色が変化し、目に入る光の量を自動で調節してくれる仕様となっている。
・「アキュビュー®」を提供するジョンソン・エンド・ ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーの調査によると、実に98%の日本人が不快な光を避ける行動を日常的にとっていることが判明。
LoveTechポイント
「直射日光に当たると疲れやすい」と感じる人は多いと思いますが、それは“光のストレス”に起因したものである可能性があります。
コンタクトという身近な存在になったテクノロジーが、さらにアップデートされる形で、この“光のストレス”を軽減してくれる点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
我々の目は、日常の様々な場面において、実に多くの“光”にさらされている。
朝の通勤・通学、パソコンやスマホの画面、すれ違う車のヘッドライトなど、様々な光が半強制的に目に入ってくることで、知らない間にストレスになっているといわれている。
コンタクトレンズブランド「アキュビュー®」を提供するジョンソン・エンド・ ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーの調査によると、実に98%の日本人が不快な光を避ける行動を日常的にとっていることが判明したというのだ。
そんな背景から、同社から新たな「アキュビュー®」シリーズとして、目に入る光の量を自動で調節する世界初のコンタクトレンズ『アキュビュー® オアシス® トランジションズ スマート調光™』が発表された。
光に合わせてレンズの色が変化し、目に入る光の量を自動で調節してくれるというのだ。
これは、調光テクノロジーで世界をリードするTransitions Optical社との共同開発(※)によるもの。
光に反応する調光剤(フォトクロミック分子)をコンタクトレンズに組み込むことに成功したのだ。
※1990年にプラスティック製フォトクロミック(調光)レンズの商業化に初めて成功したTransitions Optical社が培ってきたフォトクロミック技術を、コンタクトレンズという非常に小さく薄いレンズに搭載するという研究開発
最初の構想から、実に10年の研究開発が行われたというから驚きだ。
光が少ないとコンタクトレンズの色が薄くなり、光が多いとコンタクトレンズの色が濃くなるため、室内と屋外どちらでも使用可能。
レンズの色が変化しても、視界が暗くなることはなく見え方は自然で、暗い場所から明るい場所に移った時も、明るい場所から暗い場所に移った時も、装用者が気づかない間に光の量を調節してくれる。
また、日本人に多い茶色や黒色の瞳の場合、レンズの色が変化しても外観上の印象の違いはほとんどないため、周囲にも気づかれることなく、エフォートレスかつスマートな光のコントロールが可能となっている。
目に疲れを感じやすい方は、冒頭の光ストレスによるものなのかもしれない。
2019年12月12日(木)より全国の一部店舗で先行発売されるということで、興味のある方は、まずは本製品のこと含め、医師に相談してみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。