記事の要点
・「世界中の家族をもっと豊かに」をテーマに『スマート保育園』を推進しているユニファ株式会社が、初の幼稚園・こども園専用サービスとして、送迎バスの現在地をリアルタイムで把握できる「ルクミーバス位置情報」を発表。
・送迎バスの位置情報をリアルタイムで保護者に伝えるもので、バスがいつバス停に到着するかわからないという保護者の不安解消や、屋外での待ち時間短縮による保護者の負担軽減を支援し、送迎バス運行の円滑化を実現する目的で開発。
・専用アプリをインストールしたスマホを送迎バスに持ち込むだけで、GPSシステムで把握した送迎バスの位置情報をリアルタイムで保護者専用Webサイトに表示。保護者のスマホ等で確認することができるようになる。
LoveTechポイント
つい先日の話ですが、気温の低い日に送迎バスの迎えを待っている親子が建物沿いの歩道にいらっしゃって、なかなか来ないバスにママさんがイライラしていた光景が思い出されました。
バスの位置情報を可視化するだけで、そんなペインポイントが解消されると考えると、どれだけLoveTechなプロダクトかがわかります。
編集部コメント
「世界中の家族をもっと豊かに」をテーマにIoTやAIを駆使したデバイス開発やサービスを提供するユニファ株式会社が、初の幼稚園・こども園専用サービスとして、送迎バスの現在地をリアルタイムで把握できる「ルクミーバス位置情報」を発表した。
これは、送迎バスの位置情報をリアルタイムで保護者に伝えるもの。
バスがいつバス停に到着するかわからないという保護者の不安解消や、屋外での待ち時間短縮による保護者の負担軽減を支援し、送迎バス運行の円滑化を実現する目的で開発された。
現在、多くの幼稚園やこども園で園児のバス送迎を実施しているが、道路事情等によって送迎バスの到着時間がズレることが多く、いつ来るかわからない中での屋外での待機は、保護者と園児にジワジワと負担を与えている。
特に夏や冬といった、気温の高低が激しい季節においては、外での待機はインフルエンザ等への感染といったリスクもあり、精神的な負担も大きいものとなっている。
今回発表された「ルクミーバス位置情報」は、専用アプリをインストールしたスマホを送迎バスに持ち込むだけで、GPSシステムで把握した送迎バスの位置情報をリアルタイムで保護者専用Webサイトに表示。保護者のスマホ等で確認することができるようになる。
また、送迎バスのルート設定や変更も園のパソコンから簡単にできるため、送迎にまつわる様々なペインポイントを同時に解決してくれることが期待される。
同社は今年1月には、以前より提唱している「スマート保育園」のモデル園募集を全国でスタートさせており、様々な同社製品を活用した「インフラとしてのICT保育園」整備を進めている。
今後はその設計の中に、この「ルクミーバス位置情報」も加わることになるだろう。
こちらの「ルクミーバス位置情報」、提供開始は2020年3月中旬を予定しているという。
初期費用 :15,000円(税別)/園
月額 :1,980円(税別)/送迎バス1台
送迎バスの運用に工数がかかっている幼稚園・こども園の担当者は、バスから始めるICT化を検討してみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。