LoveTech Media編集部コメント
バリアフリー社会とさけばれてから久しいが、車椅子利用者の方にとって、街中を自由に外出するのは、未だに容易ではないという現実がある。
外出時の移動時間、コスト、介助者など周囲の負担、受入れ体制、そして社会からの理解など、多くの課題がいまだに山積している状況だ。
2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて、国境を超えた多言語の方々が来日する状況を迎えるからこそ、ユニバーサルデザイン及び心のユニバーサルデザインで生活に障がいとなる物理的や心の障壁を取り除く必要がある。
そんな中、一般社団法人VR革新機構は、車椅子利用者にとって移動が優しい社会とするべく、新たなプロジェクトを立ち上げた。
題して、車椅子移動支援「車椅子目線で世界へ2020」プロジェクト。
車椅子の視線110~120センチ、介助者の視線140~150センチでVRフォト(上下左右全方位の360度パノラマ写真)を撮影し、Webで経路やツアー、バリアフリー状況が確認できる環境を提供するプロジェクトであり、東京都オリンピック・パラリンピック準備局の協力を得ながら進めている。
つまりは、競技場や周辺も含めストリートビューやパノラマビューで情報提供し、VR下見ができる環境を整えていくという。
このプロジェクトを通じて、VRフォトによる情報提供や発信を共に行う個人や団体・組織を募集し、それぞれの立場で社会貢献活動を目指している。
具体的にはVRフォトとWebサイトを利用した移動支援、活動に必要な情報の収集と発信、地域で具体的な活動を行う非営利法人との連携という3点を活動目標としており、それに併せて撮影及び撮影補助ボランティア・事務局ボランティア、パートナーシップチーム及びグループ、そして寄附金(協賛・後援していただく団体や個人)を募集中だという。
まさにダイバーシティな環境を迎える2020年東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに、車椅子利用者の移動をアップデートさせたい、もしくはそのような活動に興味があるという方は要チェックだ。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
一般社団法人VR革新機構(本社:東京都千代田区、代表理事:横松繁)は、5月22日にパラリンピックの車椅子バスケットボールが開催される競技場への移動経路及び施設内の撮影及び情報収集を東京2020参画プログラム車椅子移動支援「車椅子目線で世界へ2020」プロジェクトの活動を東京都オリンピック・パラリンピック準備局のご協力を得て行いました。
道路や通路、施設設備は整備されていました。これから順次、競技場や周辺も含めストリートビューやパノラマビューで情報提供し、VR下見ができる環境を整えて参ります。
寄附金のお願い
https://vrio.jp/kifunoonegai.html
活動一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/33183
さて、現在車椅子利用者が、街中を自由に外出するのは容易ではない現実があります。車椅子利用者やその家族、介助者・支援者からヒヤリングをしてみると、外出時の移動時間、コスト、介助者など周囲の負担、受入れ体制、そして社会からの理解など多くの課題があります。
人に迷惑をかけるから、と外出を諦める方、周囲から嫌がられたりする行動を目の当りにし傷ついたり、介助者の体力や気力が伴わず外出自体が難しい方、そして車椅子移動時に多くの方が経験するバリアフリーと言われいてるけれど、段差や凸凹がある道など環境の理不尽さ。
少子高齢化が進み、海外からの観光客や労働者が多くなる日本で、国境を超えて、多言語での情報提供やアピール、配慮やおもてなしができ、ユニバーサルデザイン及び心のユニバーサルデザインで生活に障がいとなる物理的や心の障壁を削除したいと考えています。
当機構が行うVRフォトによる情報提供や発信を共に行う個人や団体・組織を募集し、それぞれの立場で社会貢献活動を目指します。
目指したい車椅子移動支援の地域社会
- 社会が支援する心と行動(組織や団体、健常者向け)
- 車椅子利用者の強い要望と感謝の気持ち(多くの移動を促進する行動)
- 介助者や支援者への情報提供の立場の尊重(情報の活用と周囲からの支援)
活動目標
- VRフォトとWebサイトを利用した移動支援
- 活動に必要な情報の収集と発信
- 地域で具体的な活動を行う非営利法人との連携
募集内容
- 撮影及び撮影補助ボランティア・事務局ボランティア
- パートナーシップチーム及びグループ
- 寄附金(協賛・後援していただく団体や個人)
随時説明会を開催します。
ボランティア募集
https://wheelchairview.com/entry.html
一般社団法人VR革新機構について
当機構は2017年10月ストリートビュー認定フォトグラファーパートナー会設立準備委員会として発足しました。全国のストリートビュー認定フォトグラファーとビジネス模索やストリートビュー認定フォトグラファーの育成を目的としました。2018年1月22日正式に会として組織を立ち上げ、2018年3月28日に非営利徹底型の一般社団法人として登記しました。全国に支部をつくり、地域に根差した地元の中小企業や個人事業主とVR推進を行ってまいります。特に登録会員(無料)を多数募集しストリービュー及びVRビジネスを支援いたします。2018年5月にドローングラファパートナー会設立準備室を開設。今後期待されるドローン活用で現場を支えるパートナー会として活動予定。
【法人概要】
名称:一般社団法人VR革新機構
所在地:東京都千代田区二番町9-3 THE BASE麹町
代表者:代表理事 横松 繁
設立:2018年3月28日
URL:https://vrio.jp
事業内容:バーチャルリアリティー(仮想現実 以下VRとする)の360°画像や動画を提案及び提供しVRを普及させることを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
高度な撮影編集技術者と管理者の育成と認定
ストリートビューや高所及びドローン空撮によるパノラマビュー制作技術の普及活動
WEBサイト制作によるVR表現の促進をWEBクリエイターと行う活動
VRクリエイターの育成とWEBエンジニアによるVRシステムの開発支援
人工知能・ビッグデータ・IoTを活用したVRの研究開発
参加プログラム:東京2020応援プログラム 車椅子移動支援「車椅子目線で世界へ2020」プロジェクト
https://participation.tokyo2020.jp/jp/event/detail.html?id=a090I00001Bn4tuQAB
テックスープ・グーグル非営利団体向けプログラム
所 属 団 体:公益社団法人 日本観光振興協会 http://www.nihon-kankou.or.jp/home/
【お客様からのお問い合わせ先】
一般社団法人VR革新機構
e-mail vrio-info@vrio.jp