体外受精サポートアプリ「ミニン」がリリース、採卵/移植周期に特化した入力項目が特徴

妊娠/出産

LoveTech Media編集部コメント

国立社会保障・人口問題研究所が2015年に実施した調査結果によると、わが国では夫婦のおよそ3組に1組が不妊に悩んでおり、不妊治療含めたカップルの「妊活」がますます加速している。

 

これに併せて、妊活・不妊治療をサポートするサービスについても増えてきている。

 

この度リリースされた、“体外受精”のサポートに特化したアプリ「ミニン(Minin)」もその一つである。

 

不妊治療経過を簡単に管理するためのメニューが満載となっているもので、体外受精の苦労に立ち向かっている方に向けて開発されたアプリだ。

 

昨年12月にクラウドファンディング がCAMPFIREで実施され、体外受精のサポートに特化したサービスとして、LoveTech Mediaでも注目していたものである。

 

開発企業である株式会社コレロは、約3年間で不妊治療中の女性80人以上に取材を重ね、“妊活には「38歳の壁」が存在する”という結論に至ったという。

 

たとえ体外受精中であっても、30代半ばの方たちは「妊活中」と周囲に言えるという方がほとんどであった一方で、38歳以上では「不妊治療中」という言葉で表現する方がほとんどになったというヒアリング結果が背景にある

 

いわゆる妊活アプリでは体温や月経周期が重要だが、体外受精ではホルモン値、卵胞と内膜の状態が成功のカギとなる。

ミニンは、これら複雑な治療データをストレスなく管理できるよう、治療中に重要なことだけを「入力項目」とし、極力シンプルに設計されているのが特徴だ。

様々な妊活の選択肢の中で、体外受精を進めている女性とその家族に、ぜひ手に取ってもらいたいプロダクトである。

 

今回のリリースをきっかけに、体外受精の治療管理をミニンで実施してみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

リリース概要

株式会社コレロ(本社:東京都世田谷区/代表:河合昇平)は、信頼できる生殖医療専門医師監修のもと、”体外受精”をしている女性のためのアプリ「ミニン」を開発しました。不妊治療中の特殊な投薬スケジュール、ホルモン値、医療費などを「ミニン」一つで管理できます。日本初の体外受精サポートアプリで、治療中のメモ地獄からの脱出をご提案していきます。

ミニン概要

不妊治療経験があるスタッフが、3年にわたり不妊治療中の女性80人以上に取材を重ねました。リアルな要望を取り入れて開発した体外受精サポートアプリです。

体外受精の採卵周期、移植周期に特化した入力項目が特徴です。

治療中に重要なことだけを「入力項目」とし、極力シンプルに設計。いわゆる妊活アプリでは、体温や月経周期が重要ですが、体外受精はホルモン値、卵胞と内膜の状態が成功のカギとなります。これらの複雑な治療データをストレスなく管理できるように設計しています。

―主な機能―
・治療データを採卵周期と移植周期に分けて管理できる
 ホルモン値、卵胞のサイズ、採卵数など、不妊治療にとって大事な数値も簡単に記録できる
・イラスト機能で卵胞のサイズが一目でわかる
・不妊治療にかかる治療費が管理できる
・医師の言葉や夫への思い、治療中に感じた嬉しい気持ち、悲しい気持ちなどをアプリ内に記しておける
・不妊治療専門医に取材し、最新の情報をアプリ内で閲覧できる

“妊活には38歳の壁がある”

多くの不妊治療経験者に取材を重ねてわかった実態は、「高齢でも医療の力を借りれば簡単に妊娠できる」というものではありませんでした。

30代半ばまでは、”妊活中”と周囲に言える女性がほとんどです。
しかし、38歳以上では、半数以上が「不妊治療中」という言葉を誰にも言えずに悩んでいました……。

肉体的にも精神的にも負担が大きい不妊治療の話は、夫以外の家族、友達にも打ち明けられないというひとも少なくありません。クリニックでの待ち時間が3時間を超えることにも慣れ、週2~3回は職場に早退か遅刻届を出す日々。それでも希望をもってがんばる女性たち、38歳の壁を越えた女性たちを、ミニンは応援し続けます。

ミニンHP

https://minin.jp/

ミニン<商品情報>

タイトル ミニン
ジャンル ヘルスケア/フィットネス
対応 iPhone / Android
利用料 無料
権利表記 © 2018-2019 Korero Co., Ltd

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧