記事の要点
・スマホでできる精子セルフチェック『Seem』のAndroid版がリリース
・キットを使って採取した精液を、スマホの前面カメラを使って専用アプリが解析し、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できる
・価格も3,980円(税込)に再設定(消費税増税前は税込4,980円だった)
LoveTechポイント
テクノロジーを駆使して、クリニックでの精液検査手前のセルフチェックという文化創出を目指し、「妊活はふたりでするもの」という啓発を進めている点が、非常にLoveTechだと感じます。
最近では様々な精子・精液チェックツールがサービス展開されていますが、その先駆けとして早い時期から業界を牽引しているSeemは、引き続きメディアとして注視して参りたいと思います。
編集部コメント
2016年11月にリリースされた、スマホでできる精子セルフチェック『Seem』(シーム)。
男性不妊対策という枠を超えて、男性の健康リテラシーと妊活への自分ごと意識向上を目指して、様々なアプローチで啓発を進めているLoveTechな取り組みとして、当メディアでも何度も取材させていただいた。
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「Seemキット」と専用アプリだけですぐに利用できるもので、キットを使って採取した精液を、スマホの前面カメラを使って専用アプリが解析し、その場ですぐに精子の濃度や運動率が測定できるというもの。
精子の状態は体調や環境などの影響で大きく変化するため、複数回の測定結果における平均値やグラフ表示により、精子の状態の傾向を確認することもできるというわけだ。
この度、Seemのリリースから約3年を経て、当初より配布されていたiOS版アプリに追加して、Android版アプリの提供も開始された。
サービス開始以来毎年約300%の事業成長を続けてきたなかで、いよいよAndroidユーザーの方からのニーズも高まっていた中でのリリースである。
また、従来から価格も変更となり、税込で3,980円での提供となった。
これまでは4,980円(税込)での販売であったので、より手頃な価格に再設定されている。
ありがたい話だ。
不妊の原因の約半分は男性にあると言われているが、このことを知っている男性は半数以下である。
今回のAndroid版提供開始と価格再設定を通じて、より多くの男性の手元に届き、自身の身体についてのリテラシーを上げてもらいたいものだ。
以下、リリース内容となります。