LoveTech Media編集部コメント
保育園・幼稚園向けのICTシステム「CoDMON(以下、コドモン)」を提供する株式会社コドモンが、今度は学童保育にも対応することを発表した。
背景にあるのは、学童保育における待機児童の増加と、児童福祉法改正による学童保育職員配置基準の規制緩和である。
昨今では保育園の待機児童問題がさけばれているが、実は学童保育も然りなのである。
厚生労働省が昨年12月28日に発表した「2018年の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)実施状況」によると、登録児童数は前年比6万3,204人増の123万4,366人、クラブ数は前年比755か所増の2万5,328か所、待機児童数は前年比109人増の1万7,279人。いずれも過去最多を更新している。
引用:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/k_41/pdf/ref4.pdf
また、今年5月31日に「第9次地方分権一括法」が参院本会議で可決、成立し、学童保育の職員配置基準を市区町村が条例で設定できるようになった。
厚生労働省は学童保育の職員について、1教室当たり原則2人以上の配置を義務付けているが、職員の確保が難しい自治体が基準の緩和を提案し、児童福祉法の改正により2020年度からは自治体が「従うべき基準」ではなく「参考にすべき基準」とし、実質職員1人でも運営可能になるということだ。
こうした背景から、学童保育という育ちの場における安全確保、保育の質向上への対策は喫緊の課題となっており、そのニーズを汲んだ施策として、コドモンの「学童保育専用サービス」が誕生した。
コドモンは、現場で求められている、児童毎の登降所時刻の管理や保護者へのアプリ通知、急な欠席や時間変更の連絡など、日々の煩雑な業務をICTを使って自動化。事務的な時間を削減しつつ、児童の安全をしっかりと確保することで、学童保育運営における質の向上、健全化をサポートしてくれる。
送りそびれ防止アラート画面
保育園・幼稚園向けのICTシステムとしては、現在、全国約3500園、全国11の自治体に導入されている状況であり、同じく増え続ける学童保育への展開も待ったなしである。
現場の要望に丁寧に寄り添い、学童保育特有の運営方法に即した機能を実装した新サービスとして、学童保育事業者はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。