LoveTech Media編集部コメント
保育園でも在宅でもない新しいワーキングスペースを展開する株式会社ママスクエアが、横浜市と共同で、子育て女性が安心して働くために、子どもと親が防犯目的でコミュニケーションがとれる製品・サービスの開発に向けた実証実験の実施を発表した。
ママスクエアのイメージ(ママスクエアホームページより)
ママスクエアと横浜市の関係は2017年から続いており、横浜市内初のママスクエア(港北東急店)のオープン決定を契機として、同年11月に「女性活躍の推進」に関する連携協定を締結している。
横浜市では「I・TOP横浜」と呼ばれる、IoT等(IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等)を活用したビジネス創出に向けた、交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等を包括的に進めていくプラットフォームを立ち上げており、その中で「I・TOP横浜ラボ」と呼ばれる、実証実験の機会・場を提供している。
各企業・団体等からの提案について、横浜市、フィールド提供主体による審査・採択を行い、採択されたものは実証実験を行うとともに、社会課題の解決、製品化・サービス化を目指すという流れだ。
今回の実証実験は、今年2月に横浜市がI・TOP横浜ラボの第一弾として、「子育て中の快適な働き方」に資する新たなIoT製品・サービスのビジネス化・プロジェクト化に関する提案を募集し、その中より採択された子どもの見守り・防犯に関する製品を対象として実証をするもの。
具体的には「子育て中の女性が快適に働くワーキングスペースやテレワークの就労モデルを支える、新たなIoT製品・IoTサービスに関する提案(実証実験の実施及び事業化に向けた提案)」という内容で、今年2月に募集開始されたものだ。
以下が具体的な実証実験内容である。
テーマ: IoTを活用した防犯ブザーによる新たな子どもの見守り・防犯
目的: 製品・サービスの機能評価に必要なデータの取得、製品・サービス利用者の意見取得
対象: 横浜近郊のママスクエアで働く親子14組
実証期間: 2019年9月第2週目から約1ヶ月間
子育て中の快適な働き方を加速させる取り組みとして、アウトプットとなるプロダクトはもちろん、ママスクエアについてもメディアとして注視して参りたい。
以下、リリース内容となります。