記事の要点
・株式会社アスコエパートナーズが、2019年10月から実施されている幼児教育・保育の無償化について、「幼保無償判定ナビ」を開発し、公開した。
・「幼保無償判定ナビ」は、ユーザーがいくつかの質問に答えていくだけで自身が無償化の対象になるのか、利用するには手続きが必要か、を調べることが出来るナビゲーションシステム。
・アスコエが運営する、育児を応援する行政サービスガイド「子育てタウン」のウェブサイト・アプリからアクセスが可能となっている。
LoveTechポイント
行政サービスの内容を「知らない」「活用できていない」という声は絶えず、幼保無償化についても例外ではなく、そうした課題に応える形で開発されている点がLoveTechだと思います。
親しみやすいデザイン、シンプルな設計で利用ハードルが低いことは良い点ですが、各自治体に関する情報の追加など、ユーザーが行動しやすいよう改良されていくことを期待しています。
編集部コメント
株式会社アスコエパートナーズ(以下、アスコエ)が、2019年10月から実施されている「幼児教育・保育の無償化」について、「幼保無償判定ナビ」を開発し、公開した。
ユーザーは、子どもの年齢や利用している施設情報など、いくつかの質問に答えていくだけで、自身が無償化の対象になるのか、利用するには手続きが必要か、を調べることが出来る。
編集部でも試してみたところ、1分もかからず回答結果が出る非常にシンプルな設計であった。
妊娠をきっかけに行政との接点が増える方は多いが、「行政サービスは分かりづらい」という声は絶えない。
アスコエは、自治体が持つ豊富な行政サービスが十分に認知・活用されていないという課題認識のもと、ユニバーサルメニューの手法を用いて情報を構造化し、ITでより良く使える形で提供するという、行政情報整理のスペシャリストとして事業を展開している。
中でも同社が運営するWebサイト「子育てタウン」は、子育てに関する行政サービス情報を利用者視点で発信しており、全国でおおよそ120の自治体が採用。今回公開された「幼保無償判定ナビ」も同サイトからアクセスが可能となっている。
「子育てタウン」トップページ(2020年3月16日時点)
幼保無償化は、子どもの年齢や、家庭の経済状況、利用している預かり施設の認可状況や利用状況によっても利用料が変わる可能性がある。
「自分の子どもが利用している(利用しようとしている)保育施設は対象となるのか」、改めて確認してみてはどうだろう。
以下、リリース内容となります。