記事の要点
・株式会社イグニスが運営する恋愛・婚活マッチングサービス「with」が、2021年2月17日より、通話から出会えるアプリ内マッチングイベント「おためしトーク」を開催することを発表。
・イベント参加しているユーザー同士をwithが自動的に選別し、通話相手として次々と紹介してくれる。紹介相手が決まると、5秒後に通話がスタートする画面になり、問題ないようであれば10分間のトークタイムがスタートする。
・第一回目の2月17日は21:00~23:00の開催が予定。後続の開催日程含めて、関東地区に居住地登録しているユーザーで、かつ男性会員は有料会員登録、女性会員は本人確認が住んでいるユーザーのみ参加できる。
LoveTechポイント
初めての方とのコミュニケーションでは、ビデオ通話よりも音声のみの方がハードルが低く、より気軽に接することができることは、音声SNS「Clubhouse」を経験した方ならば納得でしょう。
事前に詳細プロフィールを表示しない状態で通話する流れになっており、お相手の「内面」とのセレンディピティ創出を設計している点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
株式会社イグニスが運営する恋愛・婚活マッチングサービス「with」が、2021年2月17日より、通話から出会えるマッチングイベント「おためしトーク」を開催することを発表した。
これはwithアプリ内で開催されるもので、アプリの「さがすタブ」内にイベント時間中だけ「おためしトーク」のバナーが表示されるので、そこから参加できるという。
イベントに参加すると、同じくイベント参加している異性の中で相性の良いお相手をwithが自動的に選別してくれ、通話相手として次々と紹介してくれる。紹介相手が決まると、5秒後に通話がスタートする画面になり、問題ないようであれば10分間のトークタイムがスタートする。
この時点では、いわゆるマッチングした状態ではなく、あくまで通話ができる状態になっただけ。最大10分の通話が終了したのちに、お互いが「いいね」を送りあった状態になった場合のみ、晴れてマッチング成立となる。
つまり、「回転寿司型お見合いパーティーの音声版」と捉えるとわかりやすいだろう。
一点、通話時点ではお相手の詳細プロフィールを参照することはできないので、見た目やプロフィールのバイアスを最小限にした上で会話することができるのが、大きな特徴っと言えるだろう。
第一回目となる2021年2月17日(水)は21:00~23:00の開催が予定されており、その時間内であれば出入り自由で「おためしトーク」イベントを楽しむことができる。
こちらは、男性会員は有料会員登録、女性会員は本人確認が必須となっており、以下、後続の開催日程含めて関東地区(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・栃木県・群馬県・茨城県)に居住地登録しているユーザーのみ参加できるということだ。
【おためしトーク開催日時(予定)】
2021年2月17日(水)、20日(土)、24日(水)、27日(土)
2021年3月3日(水)、6日(土)
またwithでは、お相手とのマッチング後にメッセージのやり取りを5往復以上することで利用できる音声通話機能「with通話β版」も提供。従来は1回あたりの通話時間を15分に制限していたが、イベントがある2月17日より、30分に延長することも併せて発表された。
このように、多くのマッチングアプリでは2020年のコロナ禍を契機としてビデオ通話機能が提供されているが、withでは音声通話ということで、映像通話ほどのハードルを感じさせないコミュニケーション機能の提供を優先している。
音声だけの楽さ加減は、2021年1月末より急速なキャズム超えを記録した音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」を利用したことのある方であればおわかりいただけるだろう。
緊急事態宣言下で実際にデートするのは憚れる。かといってメッセージからスタートするのは面倒だ。
そんなマッチングアプリ利用上の悩みを抱えている方は、今回withで実施される「おためしトーク」に参加してみてはいかがだろう。