LoveTech Media編集部コメント
テクノロジーの活用によってNPOの課題解決を行うソリューション群=NPTech。
社会課題の最前線で活躍するNPOやソーシャルベンチャーをITで支援し、ITで共に解決するプロフェッショナル集団である株式会社カルミナが、非営利組織専用の支援者管理システム「カルミナエンデバー」、及び非営利組織が自団体の運営に活用できるITツールやノウハウ・他団体の事例を知ることのできるWebマガジン「NPTechナビ」をリリースした。
日本では、非営利組織を支えるサービスがまだまだ圧倒的に少なく、それ故に非営利組織がデジタル戦略を取りづらい状況となっている。
同社はこの課題解決のために日本初の非営利組織に特化したシステムを開発し、独自のデータベースを起点とした、より効果的な資金調達や人の管理を可能とする。
現在はまだβ版という位置付けであり、正式リリースは2019年1月を予定しているとのこと。
それまでの間、β版の無料体験キャンペーンを実施するとのことで、顧客管理運用に課題を感じているNPO法人運営者の方は、是非ご連絡の上、お試しを検討いただきたい。
以下、リリース内容となります。
非営利組織向けのITコンサルティングを展開する株式会社カルミナは、NPTech(エヌピーテック)創出に向けた支援者管理システム及び専門メディアを立ち上げることをお知らせします。
開発背景
株式会社カルミナはNPO×IT化に取り組むNPTech※(エヌピーテック)の先行企業として、非営利組織専用の支援者管理システム「カルミナエンデバー」の開発・提供を開始します。日本における非営利組織のデジタル戦略は、企業(営利組織)と比べるまでもなく劣ります。これは非営利組織側の問題というよりも、非営利組織のデジタル戦略を支えるべきサービス提供者が圧倒的に少なく、デジタル戦略が取りづらいことに起因すると私たちは考えています。株式会社カルミナでは、数多くのNGO/NPOをサポートしてきた知見やノウハウを生かして、NPTech専門メディアと支援者管理システムの提供を開始することで、国内のNPTech領域の強化に貢献します。
※NPTech
NPOとTechnologyを組み合わせた造語です。テクノロジーの活用によってNPOの課題解決を行うソリューション群を指します。さまざまな産業分野で◯◯Techという言葉が生み出されており、有名なものにFinTech(フィンテック)などがあります。
「NPTechナビ(エヌピーテックナビ)」とは
非営利組織が自団体の運営に活用できるITツールやノウハウ・他団体の事例を知ることのできるWebマガジンです。非営利組織の方々との直接の対話から得た知見や、実際に導入支援した経験により蓄積されたノウハウを惜しみなく提供しています。
支援者管理システム「カルミナエンデバー」とは
近年、企業向けのCRM(顧客管理システム)からNPOプランが提供されるようになり、NPOの予算規模であっても、様々な施策が打てるようになってきています。しかし、支援者のデータベースを持たないままに、様々な企業の提供するサービスをつぎはぎして利用しているケースが増えてきており、職員の業務負担は増加傾向にあります。
非営利組織の特徴として、ボランティアや寄付者、受益者といった営利組織には存在しない関係者が複数存在しているため、既存のサービスでの管理に限界がありました。
非営利組織に特化したカルミナエンデバーを利用することで、独自のデータベースを起点とした、より効果的な資金調達や人の管理を実現します。管理業務の効率化により、支援先への寄付還元の最大化と職員の業務負担軽減の両立を期待できます。現在までに、30年以上の歴史をもつ公益財団法人民際センター様への導入が決定するなど、リリース前から高い支持を頂いています。(正式リリースは2019年1月を予定)
カルミナエンデバー3つの特徴
1.非営利組織に合わせた多様なカスタマイズ
領収書の月次・年次発行など、非営利組織の特異な業務手順をそのままシステム化できます。マーケティング・営業活動からサポート活動・会員とのコミュニケーションまで、幅広い機能を搭載しており、組織ごとに独自の項目を追加することも可能です。ストレスなくあらゆる業務を一元管理できます。
2.使い慣れた他社サービスはそのまま利用することも可能(準備中)
既に利用されている外部サービス(マーケティングツールや決済システムなど)とカルミナエンデバーを連携することにより、データの活用範囲を広げ、利便性を高めます。連携できないサービスもございますので、詳しくはお問い合わせください。
3.安心のサポート体制で、導入負担を大幅軽減
既に別のCRMサービスを導入しておりサービス移行を検討されている場合は、データ移行などの作業をカルミナの職員が代行させていただきます。
【参考】機能のご紹介
カルミナエンデバーは、日本初となる非営利組織専用の支援者管理システムです。ご利用者様の声を反映しながら、随時機能を拡張しています。
1.見込み寄付者管理
Webからのお問い合わせやメール、イベントなどで接触のあった見込み寄付者の管理ができます。見込み寄付者の登録は、手入力以外にWebフォームからの自動インポート、受信メールからのインポート、Excelファイルの一括登録が可能です。
2.寄付者・寄付管理
様々なタイプの寄付者・寄付(月額会員、都度寄付、物品寄付など)の管理が一元的にできます。寄付者の登録は、手入力以外にExcelファイルの一括登録、見込み寄付者データのコピーが可能です。また、寄付者の詳細画面から寄付の履歴一覧が参照できます。
3.お問い合わせ管理
見込み寄付者や寄付者からの問い合わせ、または団体からの連絡情報など、やりとりの履歴を一元的に管理できます。見込み寄付者、寄付者の詳細画面から問い合わせ履歴の一覧が参照できます。
4.レポート機能
保存データを様々なレイアウトの一覧形式で参照できるレポート機能があります。レポート機能は、ユーザーごとで作成することができ、業務に合わせて様々なデータを一覧表示できます。また簡単なグラフ機能もあり、棒グラフや折れ線グラフなどをリアルタイムのデータで表示できます。
5.マイページ機能
寄付者ごとにマイページアカウントを割り振ることができ、マイページを使用していただくことができます。マイページでは、寄付履歴や物品の購入履歴を寄付者自身が確認できます。
6.商品管理
物販業務がある場合、商品の管理が可能です。商品を登録することで、寄付者ごとの商品購入履歴を管理することが可能になります。
7.プロジェクト管理
プロジェクト内で発生するタスクとスケジュール、マイルストーンを担当者(ユーザー)別で管理できます。ファンドレイジングキャンペーンやマーケティング施策の実行管理に活用できます。
8.回答事例管理
見込み寄付者や寄付者とのやりとりを回答事例として蓄積することで、問い合わせ対応の効率化と品質向上の役に立ちます。
9.メール送受信機能
メールサーバー情報を登録することで、エンデバーからWebメールを送受信することが可能です。メール履歴は見込み寄付者、寄付者のやりとり履歴として管理することが可能です。
10. ワークフロー機能
寄付者情報の編集や新規寄付の登録の上司承認業務などをワークフローで設定できます。またある条件(データの登録、削除、ある項目データの変更など)を契機にメールを送るなど自動処理機能も備えています。
「カルミナエンデバー(支援者管理システム)」お問い合わせはこちら
正式リリースを予定している2019年1月までの間、β版の無料体験キャンペーンを実施します。
希望者にはIT導入全般に関する無償コンサルティング(最大2時間)を提供させていただきます。
リリース記念「β版 無料体験」応募フォーム
URL http://carmina.co.jp/inq/?pr
本件プレスリリースに関する取材のご依頼・ご質問はこちら
株式会社カルミナ 受付係
MAIL: info@carmina.co.jp
代表者プロフィール
株式会社カルミナ 代表取締役社長 安藤昭太
愛媛県新居浜市生まれ。岡山大学経済学部卒。システムエンジニア。
富士通株式会社にて黎明期のクラウドサービスの新規立ち上げ、同グループ会社でグループウェアの開発、中国オフショア開発のプロジェクトマネジメントを行う。その後、医療福祉事業会社で社内IT部門を経験し、株式会社カルミナを設立。会社員時代には、NPOや任意団体、ソーシャルベンチャーなど約15団体でITプロボノ(プロスキルボランティア)を実践。
【会社概要】
会社名:株式会社カルミナ
代表者:代表取締役社長 安藤 昭太
資本金:1,000,000 円
設立:2015年10 月 21 日
所在地: 〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
【事業内容】
・非営利組織向けのITコンサルティング
・会員管理システム「カルミナエンデバー」の開発・提供
・会社HP
https://carmina.co.jp?pr
・NPTechナビ
https://nptech.jp?pr