ヤンマーグループ、廃棄物を活用したバイオマス発電などエネルギーソリューション事業を強化

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LoveTech Media編集部コメント

産業用ディーゼルエンジンを事業の柱に様々な事業を展開するヤンマー株式会社のグループ会社・ヤンマーエネルギーシステム株式会社が、エネルギーソリューション事業の本格展開を開始した。

 

ヤンマーエネルギーシステムでは、省エネ対策・エネルギーの効率利用を推進するガスヒートポンプエアコン(以下、GHP)やコージェネレーションシステム(熱電供給)、非常時に活躍する非常用発電機などを取り扱っており、様々な企業や自治体をクライアントにもつ。

 

今回発表されたエネルギーソリューション事業では、主に以下3ソリューションを展開する。

 

  • 再エネソリューション

廃棄物を有効活用した再生可能エネルギーによる発電を提案する。具体的には、食品残さ・下水汚泥・籾殻等から発生するガスを燃料として熱と電気に変換するバイオガスコージェネや、廃食油を精製して燃料とするバイオディーゼルコージェネなどが挙げられる。

 

  • 熱電ソリューション

エネルギーマネジメントシステム「Y-EMS」は、熱や電気の需要からエネルギー機器の運用を計画し、最適制御をすることで、省エネを実現するシステム。エネルギー使用状況の見える化による更なる省エネを実現し、また未利用熱から電気を生み出す廃熱発電システムも提案する。

 

  • 創エネソリューション

発電システムやGHPなどエネルギーを効率よく作り出す機器の開発・製造に加え、システム設計や自社メンテナンスなど、トータルエネルギーソリューションの提案を強化する。

 

近年、異常気象などの自然災害が増加する中、持続可能かつ省エネルギーで安心できる暮らしが求められる世の中へと変化しており、エネルギーのベストミックスや事業継続計画(BCP)に加え、太陽光や風力、バイオマスといった再生可能エネルギーを導入し、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)やESGなど環境に配慮した取り組みを行う企業も増加している。

 

再生可能エネルギー、省エネ、CO2排出量削減、環境保護、SDGs、ESG。

 

こういったワードへの取り組みを強化したい事業会社は、ヤンマーエネルギーシステムにコンタクトしてみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

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