IoA仮想テレポーテーションによる「遠隔観光」、11/3「丸の内農園」イベントで実証実験

社会課題

記事の要点

・2019年11月3日(日)に凸版印刷株式会社が、東京・丸の内にいながら実際に熊本を観光しているかのような体験ができる「遠隔観光」の実証実験を予定。(2019年11月2日〜3日に丸の内仲通りで実施される「JAPAN HARVEST 2019 丸の内農園」の一環として)

 

・「IoA仮想テレポーテーション®」技術を活用して丸の内と熊本をつなぎ、遠隔観光における、地方送客の有用性、デジタルテクノロジーを活用した体験型コンテンツの効果検証を進める予定。

 

・IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現する。凸版印刷では、暦本教授との共同研究を2016年より進めており、2019年4月から企業向けにサービスを開始している。

LoveTechポイント

諸々の理由で外に出ることができない方にとって、「遠隔観光」は世界を広げるツールになり得るので、非常にLoveTechで期待値の高い取り組みのひとつと感じます。

まずはどのようなものなのか、ぜひ「JAPAN HARVEST 2019 丸の内農園」での実証実験に参加されてみてはいかがでしょう。

編集部コメント

2019年11月2日(土)、3日(日)の2日間、東京・丸の内仲通りにて、食と農林漁業の祭典として生産者と消費者が交流できる体験・ふれあい型イベント「JAPAN HARVEST 2019 丸の内農園」(以下、丸の内農園)が開催される。

 

単なる各地のPRイベントに留まらず、食体験・農産物の購入を通じ、その産地の魅力を伝え、モノに憧れた人々が産地を訪れ、訪れた人々がモノのファンになり国内外における国産農産物の消費拡大を喚起するというコンセプトで運営される取り組みだ。

 

この丸の内農園の一環として、凸版印刷株式会社が2019年11月3日(日)に、東京・丸の内にいながら実際に“熊本”を観光しているかのような体験ができるという「遠隔観光」の実証実験を行うと発表した。

 

どういうことか。

 

観光市場において、訪日観光客は年々増加しているものの、東京や京都など一部のエリアへの滞在が中心で、他のさまざまな地域への回遊がまだまだ増加しているとはいえない。

 

また、伝統的な日本文化だけでなく、デジタルテクノロジーを活用した体験型観光コンテンツのニーズも高まっている一方で、提供しているサービスがまだまだ少ないことが課題となっている。

 

そのような背景から、今回の実証実験を通じて活用されるのが「IoA仮想テレポーテーション®」技術である。

 

IoAとは「Internet of Abilities:能力のネットワーク」のことを示しており、東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤

 

人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現する考え方だ。

 

モノ同士がインターネットでつながり作用し合う「IoT」や、人がインターネットにつながってセンシングデータからサービス向上等に繋げる「IoH」の、さらに高次元での人間能力拡張を行う概念として注目されているトレンドと言えるだろう。

 

凸版印刷はこのIoAについて、暦本教授との共同研究を2016年より進めており、2019年4月から企業向けにサービスを開始しており、今回、丸の内と熊本をつなぎ遠隔観光イベントを実施。遠隔観光における、地方送客の有用性、デジタルテクノロジーを活用した体験型コンテンツの効果検証を実施するという。

 

具体的には、凸版印刷の地方創生・観光立国の共創拠点である「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」(東京都千代田区)と、熊本県水俣市にある「福田農場」をつなぎ、東京・丸の内にいる観光客が「福田農場」を遠隔で観光を行うというもの。

 

イベントのテーマが「日本の食」であるため、実際に農場で収穫されたみかんジュースの試飲や、「JAPAN HARVEST 2019 丸の内農園」内で地域特産品が購入できる予定だ。

 

このような遠隔体験とリアル体験の組み合わせによる、実際に熊本を訪れたくなるような意欲の喚起や、地域産品の商品購入動機の向上、様々な制約で遠方へ行くことが難しい人への擬似的な観光体験提供等といった事項の効果検証を目的に、11月3日@丸の内農園で新たな試みがなされるというわけだ。

 

より詳細の実証内容は以下の通り。

日時 2019年11月3日(日) 
場所 NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI
(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F/2F)
内容 ・「IoA仮想テレポーテーション®」技術を活用した、日本の「食」をテーマに遠隔観光
 熊本県「福田農場」を「IoA仮想テレポーテーション®」技術で4Kの高精細映像配信でつなぎ、現地の山の上から不知火の海を一望できる美しい眺望や、農園ガイドを実施。あたかも熊本県「福田農場」にいるかのような高精細体験を提供します。・「IoAネック™」で遠隔みかん狩り体験
 「IoAネック™」を活用し、熊本の現地の人とリアルタイムに会話しながら熊本を観光。九州出身のミスキャンパス(キャンパスラボメンバー※2)をナビゲーターに、丸の内から農場にいる現地の方に、みかんの食べごろや、おいしい食べ方などを聞きながら、遠隔でみかん狩り体験ができます。

・熊本への遠隔体験後、丸の内で地域産品の試飲や購入も可能
 実際に熊本県の「福田農場」を中心に周辺で収穫されたみかんを使用したジュースを試飲。また「福田農場」で収穫された果物や地域産品を、実際に「JAPAN HARVEST 2019 丸の内農園」で購入することも可能です。

参考 https://japan-harvest.jp/

 

該当日に東京丸の内付近にいらっしゃる方は、ぜひIoAを活用した遠隔観光を体験されてみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

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