農業プラットフォーム「AGMIRU」、若手からプロまで就農者が幅広く意見交換できる新機能を実装

食/地域/環境

記事の要点

・SBテクノロジー株式会社とリデン株式会社が、オープンイノベーション農業プラットフォーム『AGMIRU(アグミル)』の新サービスとして「農家コミュニティ」提供を開始。

 

・「ノウハウを教えて欲しいけどプロ農家とのつながりがない」「自身のノウハウを若手に教えたい」など、若手農家とプロ農家がつながる場所がなく、ノウハウの引き継ぎが難しいという農業現場の課題解決を目的にしたサービス。

 

・土づくりのノウハウや病虫害の状況、災害対策、販路開拓など、さまざまなトピックスを用意し、若手農家からプロ農家、有識者まで幅広く意見交換ができる環境を提供。

LoveTechポイント

アクセラレートが注目されている中において、大量データによるAIリコメンドだけが、ノウハウ共有の手段ではありません。

実際のプロ農家の方によるアドバイスを仰げる機能は、新規就農者をはじめとして非常に心強いものかと思うので、農業者の利便性向上と経営改善という観点で、LoveTechな新サービスだと感じます。

編集部コメント

スマホで農業経営をもっと手軽に、シームレスにするサービス『AGMIRU』をご存知だろうか。

 

各種情報取得から農業資材の比較・購入、画像診断・生産管理、作業効率化、予測・分析、作物販売、会計・青申、融資まで、農業における様々なフェーズをワンストップでサポートするという構想を掲げる、農業支援プラットフォームである。

 

農業者は、上述の経営に関する一連業務を簡単操作で行うことができ、農業資材を扱う販売業者は、より良い商品を求める農業者に効率的に様々な販売方法で提供できる。

 

また作物の購入も可能となっており、WEBやアプリケーションで手軽に作物の購入やサンプルを取り寄せることも可能。さらには今年8月のリニューアルによって、天気・市況・ニュース等の一部情報発信と、資材購入サービスの提供を開始している。

 

このように、着々と機能強化を進めるAGMIRUに、新たな「農業コミュニティ」サービスが追加された。

 

「農家コミュニティ」は、「ノウハウを教えて欲しいけどプロ農家とのつながりがない」「自身のノウハウを若手に教えたい」など、若手農家とプロ農家がつながる場所がなく、ノウハウの引き継ぎが難しいという農業現場の課題解決を目的にしたサービス。

 

土づくりのノウハウや病虫害の状況、災害対策、販路開拓など、さまざまなトピックスを用意し、若手農家からプロ農家、有識者まで幅広く意見交換ができる環境を提供してくれる。

 

これまでアグリテック領域では、ドローン活用による農薬散布や作物状況のチェック、自立ロボットによる収穫サポート、就農者希望人材のマッチングといったサービスが提供されてきたが、様々なプロ農家による「知見の共有と可視化」は、まだ目立ったサービスが出てきていない印象である。

 

何か知見を求めている就農者の方や、逆にノウハウを提供しても良いと考えているプロ農家の方は、agmiruを使ってみてはいかがでしょう。

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧