「おてつたび」に水産業案件が登場。業界の人手不足ピンチを、人と人が出会うチャンスに

記事の要点
・地域の困りごとをお手伝い(仕事)しながら旅が出来るマッチングプラットフォーム『おてつたび』で、初の“水産”にまつわる案件募集がスタート。
・宮城県石巻市の「フィッシャーマンジャパン」、岩手県釜石市の「NPO法人アラマキ」、三重県尾鷲市の「株式会社ゲイト」がそれぞれおてつたび先となる。
・第一弾は、宮城県石巻市「フィッシャーマンジャパン」でのワカメの刈り取りお手伝い募集中。
LoveTechポイント
「知らない地域」が、お手伝いというプロセスを経ることで「好きな地域」になるというサービス設計が、非常に秀逸でLoveTechだと感じています。
普段なかなか携われない「水産業」のお手伝いチャンスです。興味のある方は、ぜひ春休みの間に体験してみてはいかがでしょう。
編集部コメント
地域の困りごとをお手伝い(仕事)しながら旅が出来るマッチングプラットフォーム『おてつたび』で、初の“水産”にまつわる案件募集がスタートした。
宮城県石巻市の「フィッシャーマンジャパン」、岩手県釜石市の「NPO法人アラマキ」、三重県尾鷲市の「株式会社ゲイト」がそれぞれおてつたび先となる。
背景にあるのは、水産における人不足の深刻化だ。
水産業における就業者数は、平成10年が27万7,000人であったのに対し、その約20年後の平成29年には15万3,000人と、概ね半減。有効求人倍率は全国平均1.54倍に比べ、漁船員2.52倍、水産養殖作業員2.08倍と、厳しい状況となっている。
それに対し、おてつたびに登録する若者は地域に興味関心が高く、2019年1月末に『おてつたび』をβ版ローンチして以来「水産業でのおてつたびに行ってみたい」という声を多数あげていたという。
ニーズとシーズが一致したということもあり、同社では水産業での深刻な人手不足解消のファーストステップとして、まずは短期的・季節的な人手不足を中心に水産業に関わるキッカケを多数創出するべく、今回の連携に至ったという。
まず第一弾は、宮城県石巻市「フィッシャーマンジャパン」でのワカメの刈り取りお手伝い募集。
16日間のおてつたび期間で、4月10日までに4期間が設置されている。
【三陸・FJコラボ】ワカメの刈り取りおてつだい! 家族の愛と、ワカメに囲まれて。一緒に浜で暮らしませんか?
期間①2020年03月10日 ~ 2020年03月25日
期間②2020年03月26日 ~ 2020年04月09日
https://otetsutabi.com/plans/20
桑浜の海のワカメ収穫!夫婦2人3脚という言葉がぴったりな夫婦と一緒に石巻を堪能しませんか!?
期間①2020年03月11日 ~ 2020年03月26日
期間②22020年03月26日 ~ 2020年04月10日
https://otetsutabi.com/plans/21
地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者と、「知らない地域へ行きたい!」「仕事をしながら暮らすように旅したい」と思う地域外の若者をマッチングするプラットフォーム「おてつたび」は、今回の水産業進出以外でも、様々な業種業態への展開が可能と言えるだろう。
お手伝いを通じて地域にグッと入り込み、その地域のファンになってしまう。そんな素敵な体験を提供するLoveTechなサービスを、あなたも試してみてはいかがでしょう。
ぜひ併せて、おてつたび代表・永岡氏へのインタビュー記事もご覧いただきたい。
また、LoveTech Media編集長が実際に「おてつたび体験」したレポートも、併せてどうぞ。
以下、リリース内容となります。
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