注目される漬物D2C。素材と味にこだわった和ピクルス「和もん」がMakuakeで先行販売スタート

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記事の要点

・株式会社SEAMが、2020年4月15日より、和ピクルス「和もん」の先行予約を、クラウドファンディング「Makuake」にて開始した。

 

・「和もん」は、国産有機野菜とフルーツを素材に、天然酢と天然だしをエッセンス(ピクルス液)とした新感覚の和ピクルス。全12種類の商品は化学調味料を一切不使用。

 

・漬物市場はここ10年でほぼ横ばい。上位数社が市場規模の40%を占める中、イノベーターして新規市場参入する。

LoveTechポイント

コロナの影響でD2C市場がより一層活況です。

命の大切さを誰もが痛感し、健康志向も一層高まる中、和ピクルスという健康需要を満たすD2Cは一見ニッチですが、プロジェクトの反響を見ても、今こそ求められているLoveTechな事業だと感じました。

編集部コメント

株式会社SEAMが2020年4月15日より、和ピクルス「和もん」の先行予約を、クラウドファンディング「Makuake」にて開始した。

 

「和もん」とは、国産有機野菜とフルーツを素材に、化学調味料を一切使わず、天然酢と天然だしをエッセンス(ピクルス液)とした新感覚の和ピクルス。SEAMがメーカーとなって、消費者に直接郵送するという、昨今注目されているD2Cモデルでの販売を想定しているという。

 

とうとう、「漬物のD2C」が出てきたというわけだ。

 

日本における漬物市場はここ10年ほど3,500億〜4,000億を推移。販路はほとんどがスーパー、コンビニなどの量販店への卸であり、上位数社が市場の40%ほどを占めているということで、SEAMは歴史ある産業にイノベーターとして参入する形になる。

野菜漬物製造業の製造品出荷額等推移(経済産業省「工業統計調査」産業別統計表を元に編集部で作成)

 

4月17日時点で、プロジェクトは既に目標金額を達成。サポート期間33日を残すが、続々と支援者が増えている状況である。

Makuakeプロジェクトページ(2020.4.17時点)

ちなみに漬物ではなく、あくまで「和ピクルス」と銘打つのも、その素材のバリエーションを見れば納得。

「和もん」では定番素材はもちろん、いちごやトロピカルフルーツ、たけのこなど、今まで漬物として食べたことのないバラエティに富んだ素材を使用している。その数、合計12種類。クリアのパッケージから透けて見える素材の色合いは、どれも華やかで、手土産にも喜ばれそうだ。

また、ピクルス液にもこだわりの強さが表れており、使用している天然酢と天然出汁は、創業110年以上の歴史を持つ各専門店より仕入れたものだという。

 

まずは、だし。仕入れ先の「西尾商店」は、明治39年創業の老舗出汁屋だ。

 

「決して妥協せずにおいしいものを造る」というモットーのもと、一切の妥協をしない素材と製法が評価され、2019年には、農林水産祭天皇杯を受賞。削り節の元となる原料は主に鹿児島・枕崎・山川・長崎・土佐・焼津・御前崎から”旬の時期”に仕入れている。

 

旨みと香りを凝縮できる独自製法「遠赤外線焼節製法」を用いて切削した自慢の本枯節は、半年以上かけて職人が丹精込めて作り上げ、2年熟成物のみを使用。出来上がりがふわふわで、ひとつまみするとと、だしの旨味が口に広がるという。

画像引用:Makuakeプロジェクトページより

 

次に、お酢。仕入先の「カネマン 中村商店」も、明治38年から続く老舗の酢醸造屋だ。

 

一般に売られているお酢は速醸発酵で、数時間から24時間で発酵が完了するのに対し、中村商店では「静置発酵」と呼ばれる伝統的な発酵方法を採用。大きな木の桶で3ヶ月間ほど自然の力で発酵させることで、コクと旨味を凝縮させた、まろやかな天然酢が完成するという。

 

ちなみに原料の酒粕も、3~5年ほど寝かせることで、酒粕に含まれるうまみ成分を引き出しているとのことだ。

画像引用:Makuakeプロジェクトページより

 

さらに、素材にこだわった仕上げとしてその美味しさを追求するため、「和もん」では赤羽の老舗お寿司屋「みや古分店」の亭主である野口佳之氏に味の監修を依頼している。創業80年の同店では本格割烹料理と江戸前鮨を提供。野口氏は3代目亭主であり、その間違いのない味に、グルメな文化人も多く足を運んでいるという。

「すし処 みや古分店」亭主の野口氏(画像引用:Makuakeプロジェクトページより

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、緊急事態宣言も全国に広がった。自宅にいる時間が基本となり、「つい食べすぎてしまう」「運動不足で1日100歩も歩かなかった」という声も聞く。

 

和もんは、1パックあたり平均50kcal、塩分0.5g。素材と酢の栄養素がしっかりとれて罪悪感もない。

 

お酒のお供や食事の一品としてはもちろん、在宅罪悪勤務中に小腹がすいた時の間食や、夜食などにも最適ではないだろうか。

 

先行販売(Makuakeプロジェクト期間)は2020年5月15日まで。

 

「和もん」のアレンジレシピも提供されているようなので、気になった方は「Makuake」のプロジェクトページにて、お試しコースや定期購入コースを検討してみてはいかがでしょう。

Makuakeプロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/wamon/

 

以下、リリース内容となります。

百谷伶奈

LoveTech Mediaライター。大企業~スタートアップの広報責任者まで、広報歴10年超。自身が妊娠・出産で苦労をしたこともあり、妊娠・出産・子育て領域...

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