Airbnbが国内自治体と初の提携。オンラインで渋谷観光できるプログラムを提供開始

食/地域/環境

記事の要点

・一般財団法人渋谷区観光協会とAirbnbが提携し、オンラインで渋谷の観光やコンテンツを体験できるプログラムの提供を、2020年7月2日よりAirbnb特設サイトにてスタート。Airbnbが国内の自治体と提携するのは初めて。

 

・第一弾は、今年新たに任命された渋谷観光大使でありさらにLGBTQアクティビストとして活躍するKABA.ちゃんによる「KABA.ちゃんと渋谷再発見!バーチャルお散歩」体験や、渋谷の若者を牽引しエネルギッシュに渋谷のカルチャーを発信する渋谷観光大使のあっくんによる「あっくんと渋谷酒学」体験など、7種類のエンタメおよびカルチャーコンテンツが用意。

 

・コロナで途絶えたインバウンドで低迷する観光業の新しい事例づくりを目的とする。

LoveTechポイント

コロナ禍という如何ともしがたい外部環境に受け身で対応するのではなく、テクノロジーを活用して、自ら働きかけて観光の新しい形を模索している点が、LoveTechだと感じます。

参加者には、オンラインだからこその“観光的琴線”を見つけていただきたいと思います。

編集部コメント

コロナ禍で大打撃を被る観光産業。

 

2020年6月16日に閣議決定された「令和2年度観光施策」(観光白書)によると、新型コロナウイルス感染拡大による入国制限等により、2020年4月の訪日外国人旅行者数は99.9%減の2,900人、2020年1〜3月期の訪日外国人旅行消費額は41.6%減だったことが明らかになった。

画像出典:観光庁「令和2年版観光白書について(概要版)」p13

 

また、2020年3月の日本人国内旅行消費額は前年同月比53.1%減の7,864億円となり、延べ宿泊者数も前年同月比49.6%減の2,361万人泊となった。

画像出典:観光庁「令和2年版観光白書について(概要版)」p14

画像出典:観光庁「令和2年版観光白書について(概要版)」p15

 

このように、コロナで途絶えたインバウンドで低迷する観光業であるが、これをきっかけとして新しい取り組みを進める事例も多く芽生えてきている。

 

今回、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム「Airbnb」と渋谷区観光協会から発表されたプログラムもその一つ。

 

オンラインで渋谷の観光やコンテンツを体験できるというものだ。

 

Airbnbが国内の自治体と提携するのは初めてであり、国際文化観光都市「渋谷」が誇る、同地ならではのユニークなコンテンツを、Airbnb特設サイトを通じて世界に提供していくという。

 

ちなみに、Airbnbのカウンターパートとなるのは「PLAY! SHARE SHIBUYA」。国際文化観光都市シブヤにおける都市圏モデルのシェア観光事業創出を目的に、2019年3月22日、シェアリングエコノミー協会と渋谷区観光協会が提唱開始したプロジェクトである。

 

第一弾は、今年新たに任命された渋谷観光大使でありさらにLGBTQアクティビストとして活躍するKABA.ちゃんによる「KABA.ちゃんと渋谷再発見!バーチャルお散歩」体験や、渋谷の若者を牽引しエネルギッシュに渋谷のカルチャーを発信する渋谷観光大使のあっくんによる「あっくんと渋谷酒学」体験など、7種類のエンタメおよびカルチャーコンテンツが用意されている。

 

かかる費用は各ホストによりまちまち。詳細ページで確認ができる。

 

今年度の文化庁シンポジウム(以下記事)にて、多摩美術大学理事長の青柳正規氏が指摘する通り、コロナをはじめとするVUCA時代において、外部環境に受け身で対応するのではなく、自ら働きかけて環境そのものを創り出す力が、日本の観光産業には求められている。

 

旅行や観光の自粛が呼びかけられるなか、オンラインだからこそ楽しめる「渋谷」の新しい観光体験へのチャレンジが、今度は日本各地のプロジェクトへと波及してくことを期待したい。

 

《渋谷オンライン観光コンテンツ「Airbnb × PLAY! SHARE SHIBUYA!」概要》

  • 提供開始日 :7月2日(木)15:30~
  • 費   用 :各ホストが定める料金によって異なる
  • 申し込み方法:Airbnb の特設サイトより申し込み
  • 特設サイト :http://airbnb.jp/shibuya
  • PLAY! SHARE SHIBUYA サイトhttp://play-shareshibuya.com/

 

以下、リリース内容となります。

LoveTechMedia編集部

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