1万種以上の「日本酒」銘柄からAIがおすすめを提案。Sakeai(サケアイ)がiOS版に続きAndroid版も整備

記事の要点
・株式会社サケアイが、ユーザーに合う日本酒をおすすめするアプリ「Sakeai(サケアイ)」のAndroid版をリリース。iOS版は2020年5月にリリース済。
・サケアイでは全国の酒造会社・酒販店と提携しており、飲食店・小売店自身が、各店舗で取り扱っている日本酒を自ら更新できたり、各店舗おすすめの日本酒をアプリに載せることができるので、情報の鮮度が一定に保たれる仕組みになっている。
・1万種類以上の日本酒銘柄データベースが整備されており、ユーザーの飲酒歴データを学習する形で「おすすめの日本酒」をリコメンドする。
LoveTechポイント
日本酒好きの方からしたら、1万種以上のデータベースそのものがワクワクする存在だと言えますね。
未だ出会ったことのない日本酒とのセレンディピティを演出してくれる点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
日本が世界に誇る国民酒、日本酒。
少し前まではサラリーマンオヤジが仕事終わりにチビチビとやるイメージが強かったが、最近では「日本酒女子」なる言葉も誕生し、今や老若男女問わず愛されているお酒である。
日本酒には、実に1万種類以上の銘柄があると言われており、まだまだ知られていない日本酒は数多く存在する。例えば地域を旅行した際に、今まで全く知らなかった酒蔵の日本酒を見つけた時は、なんとも言えずワクワクする酒好きの方も多いのではないだろうか。
このように、予期しないセレンディピティが日本酒の良さでもあるが、一方で自分の好みに合うものを見つけることが難しいのが難点でもある。ワインにはAIソムリエのような機能を実装するサービスも出てきていることから、日本酒でも同様のニーズが、少しずつだが顕在化してきている。
そんな中、2020年5月1日にリリースされたのが日本酒アプリ「サケアイ」。開発したのは、新潟県長岡市に本社を置く株式会社サケアイだ。
1万種類以上の日本酒銘柄のデータベースが整備されており、それらを参照できるだけでなく、ユーザーが飲んだ日本酒を学習し、そのデータを元にその人に合う日本酒をおすすめしてくれる新アプリとなっている。
このデータベースの運用を可能にしているのが、全国の酒造会社・酒販店との提携だ。サケアイでは、提携している飲食店・小売店自身が、各店舗で取り扱っている日本酒を自ら更新できたり、各店舗おすすめの日本酒をアプリに載せることができるので、情報の鮮度が一定に保たれる仕組みになっている。
ユーザーは飲んだ日本酒をアプリに投稿して記録することで、いつどんな日本酒を飲んだのかという日本酒日記ができるだけでなく、AIから自分に合った日本酒リコメンドを受け取り、気になるものをアプリ内で直接購入する、といった流れが可能になる。
この「サケアイ」、5月リリース時はiOS版の提供のみだったが、2020年7月23日よりAndroid版の提供も開始している。
8月10日まではサケアイに日本酒を記録したユーザーの中から抽選で3名に、サケアイおすすめの日本酒をプレゼントするアプリリースキャンペーンも実施しているので、日本酒開拓を進めたい日本酒好きの方は、ぜひ利用開始してみてはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。
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