記事の要点
・Gochiso株式会社が、サステナブルに焦点を当てた商材を取り扱う500以上のお店などを簡単に検索できる地図アプリ「mamoru(まもる)」をリリース。
・掲載店舗に対して、クチコミや評価、写真などを追加したり、新しくお気に入りのお店を追加することで、ユーザーはSDGsに取り組むコミュニティと繋がることが可能となっている。
・今後は、サステナビリティに関わるオンライン体験やアクティビティなどの情報を、マップ上で検索できるようする予定。
LoveTechポイント
サステナブルな商品は、実際に手に取ったりそのストーリーに触れることで、当事者意識が醸成されやすくなるものです。
そんな「リアルなサステナブルの場」を、コミュニティ活動的に探したり提供したりできる点が、LoveTechだと感じます。
編集部コメント
ここ数年で、「サステナブル」という言葉が行き交うようになり、「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」を訴求したプロダクトや店舗が多く展開されるようになった。
例えばエシカルを訴求した商品であれば、オンライン販売はもちろん、街中の店頭であっても、ポップカードと共に店頭に並ぶササステナブル商品を目にすることも多くなったのではないだろうか。
だが、いざそのような持続可能な社会の構築に貢献する店舗を探そうとしても、小さな店舗が多いため見つけることが難しかったり、個々での活動情報は散在しており、なかなか手に入りにくいのが現状である。
そんな状況を背景に、有機野菜やフェアトレード、エシカル商品など、サステナブルに焦点を当てた商材を取り扱う500以上のお店などを簡単に検索できる地図アプリ「mamoru(まもる)」がリリースされた。
提供するのはGochiso株式会社。以前はファンドレイジングプラットホームを展開していたが、現在はこのmamoruの展開へのピボットしているソーシャルスタートアップだ。
mamoruは完全無料で利用することができ、ただ検索するだけではなく、例えば自分の応援したい店舗等をマップに追加することもできる。UGCとしてどんどんと情報と思想が広がっていくことを想定した仕様になっているというわけだ。
リリース時点では、オーガニックやゼロウェイスト、ファーマーズマーケット、セカンドハンド、エシカルなど、サステナビリティに焦点を当てた19のカテゴリーのお店が500ヵ所以上掲載されており、その中には見つけにくい小さなお店や、環境に配慮されたアクティビティを提供する会社も含まれている。
それら店舗に対して、クチコミや評価、写真などを追加したり、新しくお気に入りのお店を追加することで、SDGsに取り組むコミュニティとも繋がることが可能となっている。
アプリの使い方詳細は下記の通り。今後は、サステナビリティに関わるオンライン体験やアクティビティなどの情報も、マップ上で検索できるようにしていくという。
【店舗の検索方法】
①エリアで検索
お店を探したいエリアをタッチし、「このエリアで検索」をクリック →
指定エリア内の店舗が表示される → 位置マークをクリックして、お店の詳細を確認
②ショップカテゴリーで検索
地図上部に表示されているカテゴリーをクリック→「レストラン・カフェ」、「ファッション」、「雑貨」等から選択
③サステナビリティカテゴリーで検索
画面右上のフィルターアイコンをクリック→「エシカルファッション」、「プラントベース」、「ナチュラル/オーガニック」等からを選択
【お店を追加する方法】
マップ上部の『サステナブルスポットを追加』ボタンをクリック → 店舗名、説明、写真などを追加 →完了
【お店のレビューや写真を投稿する】
店舗ページの「レビューを追加」ボタンをクリック→レビューと写真を追加→完了
何かサステナブルな取り組みをしたい、と考えていても個人レベルでは何をすればよいのか分からず実行に移すことが難しい。
日々の生活の中で、無理なく簡単に取り入れられるという観点で、まずは「mamoru」を使い始めてみてはいかがでしょう。