リリース概要
クリアな視界で、自分らしく生きる人々を応援するコンタクトレンズブランド「アキュビュー®」を提供するジョンソン・エンド・ ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー(本社:東京都千代田区 代表取締役プレジデント:海老原 育子)は、目に入る光の量を自動で調節する世界初※1のコンタクトレンズ「アキュビュー® オアシス® トランジションズ スマート調光™」を、2019年12月12日(木)より全国の一部店舗にて先行発売いたします。
製品特長
1.世界初※1、目に入る光の量を自動で調節するテクノロジーを搭載したコンタクトレンズ
構想から誕生までに10年以上を要した「アキュビュー® オアシス® トランジションズ スマート調光™」は、光に合わせてレンズの色が変化し、目に入る光の量を自動で調節する世界初※1のコンタクトレンズです。調光テクノロジーで世界をリードするTransitions Optical社との共同開発により、光に反応する調光剤(フォトクロミック分子)をコンタクトレンズに組み込むことに成功。米国TIME誌が世界の画期的な発明に贈る『Best Inventions of 2018』を受賞するなど、“コンタクトレンズ=視力補正のみ”という従来の常識を超える、新しいカテゴリーの製品です。
2.装用者も気づかない間に日常の様々な光をエフォートレスにコントロール
本製品は、光が少ないとコンタクトレンズの色が薄くなり、光が多いとコンタクトレンズの色が濃くなるため、室内と屋外どちらでも使用できます。レンズの色が変化しても、視界が暗くなることはなく、見え方は自然。暗い場所から明るい場所に移った時も、明るい場所から暗い場所に移った時も、装用者が気づかない間に光の量を調節します。また、日本人に多い茶色や黒色の瞳の場合、レンズの色が変化しても外観上の印象の違いはほとんどないため、周囲にも気づかれることなく、エフォートレスかつスマートな光のコントロールが可能です。
3.多くの日本人が感じている“光のストレス”に負けない快適な見え方へ
日常の様々な場面で一日を通して光にさらされる目。朝の通勤・通学、パソコンやスマホの画面、すれ違う車のヘッドライトなどが知らない間にストレスになっているといわれています。当社調査でも、98%※2の日本人が不快な光を避ける行動を日常的にとっていることが判明。本製品はそうした光の影響を少なくする発想から生まれ、一日中、光のストレスに負けない快適な見え方を目指しています。
【フォトクロミック技術の搭載に成功したコンタクトレンズが、10年の歳月を経てついに誕生!】
本製品は、調光テクノロジーで世界をリードするTransitions Optical社との共同開発によって誕生。1990年にプラスティック製フォトクロミック(調光)レンズの商業化に初めて成功した同社が培ってきたフォトクロミック技術を、コンタクトレンズという、非常に小さく薄いレンズに搭載することが最大のチャレンジでした。調光剤の選定から製造方法の確立などの試行錯誤を重ね、製品化に成功。同社との共同開発期間も含め、構想から誕生までに10年以上を要しています。
レンズの色が変化する仕組み
レンズ内には光に反応して構造が変化する調光剤(フォトクロミック分子)を配合。光に当たると分子構造が変化して色が濃くなり、光が引くと再び元の形と色に戻ります。このような分子の性質によってレンズの色が変化し、装用者の目に入る光の量が自動で調節される仕組みです。光に合わせて最適な量の分子が変化するため、屋内や屋外、日中や夜間まで、日常生活の様々なシチュエーションに対応します。
Transitions Optical 社について
Transitions Optical 社は、「毎日の健やかな目を保つために有害な紫外線とまぶしさから目を守る」というコンセプトのもと、紫外線によって色が変化するメガネレンズ(プラスティック・フォトクロミック・レンズ)を製造、販売しています。1990 年、アメリカ・フロリダ州に設⽴。1991 年、プラスティック・レンズを基材とした「トランジションズ・フォトクロミック・レンズ」第1 世代を発売以降、業界のトップランナーとしてフォトクロミック・レンズの製造・販売を続けています。
【まぶしい光を調節する「光をあやつるコンタクト※3」でより快適な⾒え⽅へ!】
本製品は、目に入る光の量を自動で調節します。レンズの色が透明の状態でも⼀定数の調光剤が働くため、電灯の光や運転時の対向⾞のヘッドライトなど夜間の光も調節することが可能です。いつでもどこでも、⼀日を通して「快適な⾒え⽅」を目指した、調光機能付きコンタクトレンズです。
Interview
くっきり⾒えると姿勢もよくなる!?半田先生が語る「光ノイズ」と「⾒え⽅の質」の関係
北⾥⼤学医療衛生学部視覚機能療法学 半田 知也 教授(医学博士/視能訓練士)
眼科医療技術で社会に貢献する「実学的思考」に基づき屈折矯正、視機能検査、照明など様々な分野を繋ぐ研究者。
日常には人が不快と感じる三つの“光ノイズ”が存在します。⼀つ目はBlur(ブラー)。いわゆるボケのことで、視⼒矯正で解決できる要素。二つ目はGlare(グレア)。これは、夜間の⾞のヘッドライトのように光がにじんで⾒える状態を指します。そして三つ目が、まぶしさです。このうちグレアとまぶしさは単に不快感を与えるだけでなく、コントラスト感度を下げる要因の⼀つになります。
コントラスト感度とは、“視⼒”とは異なり、“対象物がくっきりハッキリ⾒えるかどうか”を意味します。たとえば視⼒検査で、ランドルト環(C マーク)の輪郭がハッキリ⾒えるのはコントラストが⾼い状態。⼀⽅、輪郭がぼやけて⾒えるのはコントラストが低い状態です。コントラストが低く⾒えづらいと、無意識によく⾒ようとして姿勢をくずしたり、目を強くこすったり、何度もまばたきをしたり、さらに強い度数のメガネに変えるなど無理をして、知らずに体に負担をかけてしまいます。そこで重要になるのが、生活シーンに応じて光を最適にコントロールする“調光”という発想です。
まぶしさのような光のノイズは抑え、必要な光は残すことで明るさをキープするのが調光。調光機能付きのメガネやコンタクトレンズを使えば、コントラスト感度が上がり、⾒えやすさだけでなく、目や体にかかる負担も軽減されることが期待されます。⾒え⽅の質(QOV=Quality Of Vision)が上がれば、生活の質(QOL=Quality Of Life)が上がる。ラクに⾒えて疲れがたまらず、快適な時間が増えると、1 日をより有意義に過ごすことができるでしょう。“よりよく⾒る”ためには、視⼒矯正だけでなく、光をマネージすることが求められる時代になったのだと感じます。
本製品に関する補足点
・本製品は日常生活において不快に感じる光を自動で調節しますが、紫外線吸収サングラスなどの代わりにはなりません。雪山やビーチなど、強い光が降り注ぐ環境下では、必要に応じてサングラスとの併用をおすすめします。
・⾞の運転時、急に暗いところに入った場合でも運転に支障が出ることはありません。
※本製品は主に紫外線を受けてレンズの色が変化します。⼀般的に⾞のフロントガラスには紫外線をカットする加工が施されており、運転席付近でのレンズの色の変化はわずかだと考えられます
・毎日のレンズケアには、市販されているソフトコンタクトレンズ用ケア用品をご使用いただけます。
・その他「アキュビュー®」シリーズと同様にUV カットコンタクトレンズとなっており、紫外線B 波を99.9%以上、紫外線A 波を98.9%以上カット※4 します。
製品概要
◎コンタクトレンズは⾼度管理医療機器です。必ず事前に眼科医にご相談のうえ、検査・処⽅を受けてお求めください。
◎特に異常を感じなくても定期検査は必ず受けるようにしてください。
◎ご使用前に必ず添付文書をよく読み、取扱い⽅法を守り、正しく使用してください。
※1 Johnson & Johnson, Inc. は光を調節する本タイプのコンタクトレンズを世界で初めて上市しました。
※2 コンタクトレンズに関するアンケートJ&J 調べ
[対象]15-49 歳で視⼒補正が必要な日本人男⼥ 641 人 [⽅法]2018 年11 月インターネット調査
※3 光に応じて眼に入る光の量を自動で調節するコンタクトレンズ。
※4 Johnson & Johnson VISION CARE, INC. データより。UV 吸収剤を配合したコンタクトレンズは、UV 吸収サングラスなどの代わりにはなりません。本製品の使用と、紫外線に起因する眼障害リスク低減については、臨床試験において確認されておりません。
【参考情報】俳優・井浦新さんを起用したスペシャルムービー公開!
本日より、俳優の井浦新さんが登場するスペシャルムービーを公開しました。ムービーでは、井浦さんが美術館での撮影中に直⾯する様々な光のストレスに対し、本製品で新たな視界を獲得していく様子を描きます。挑戦する人にとって不快な光はノイズであり、視界が変わることで挑戦への姿勢も変わることを表現しています。
URL:https://acuvuevision.jp/smart-choko
井浦 新さん
生年月日:1974 年9 月15 日
出身地:東京都
98 年に映画「ワンダフルライフ」に初主演。以降、映画を中⼼にドラマ、ナレーションなど幅広く活動。そのほか、アパレルブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」のディレクターを務めるなど、フィールドは多岐にわたる。主な出演作に「ピンポン」(02)「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(08)「かぞくのくに」(12)では第55 回ブルーリボン賞助演男優賞。「11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」(12)では日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞のほか、第11 回TAMA 映画賞最優秀男優賞を受賞と日本映画に⽋かせない存在となっている。近年のTV ドラマでは「アンナチュラル」(18)「なつぞら」(19)「ニッポンノワール-刑事Y の反乱-」など出演。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーについて
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーは、1991年に世界初の使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー®」を日本に導入して以来、常に使い捨てコンタクトレンズ市場をリードし続けてきました。これからも、全ての人が毎日を健康に明るくクリアな視界で過ごせるよう、人々のクオリティ・オブ・ビジョン(QOV)の向上を目指して、貢献し続けたいと願っています。
コンタクトレンズ「アキュビュー®」について
「アキュビュー®」は、目の健康を一番に考え、「汚れが蓄積する前に新しいレンズに交換することが、もっとも衛生的なコンタクトレンズの使い方」という発想でつくられたコンタクトレンズです。現在日本国内では、近視・遠視・乱視・⽼視などの様々な視⼒補正ニーズに対応する10種類の多彩な製品をラインナップしています。
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