記事の要点
・医療相談アプリ「LEBER」(リーバー)に「新型コロナワクチンの副反応」を相談する機能が追加。
・ワクチン接種後の副反応による発熱や体調不安になる人へ、医師による医療相談と症状緩和に有効な市販薬のアドバイスを届けられる。
・「LEBER」は、24時間365⽇スマホで医師に相談ができるアプリで、現在300⼈以上の医師が登録されている。
LoveTechポイント
同社は昨年2月にも、いち早く新型コロナウイルス感染相談の無料提供を始めました。
前回に続き、今回もワクチン接種が本格的に始まるタイミングでの機能追加であり、ユーザーのニーズを捉えて素早く施策を打つ同社の姿勢は、まさにLoveTechだと感じます。
編集部コメント
24時間365日スマホで医師に相談ができる遠隔医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」に、「新型コロナワクチンの副反応」を相談する機能が追加された。
LEBERと言えば、いつでもどこでも気軽に医師と健康相談ができるドクターシェアリングプラットフォーム。アプリ内の「相談してみる」を押すことで、チャットボットのリーバー君がユーザーの体調について聞いてくれ、自動チャットボットによる自動問診を経た上で、料金を選択して医師に相談を送るという仕様になっている。
新型コロナウイルス感染症の流行が本格化し始めた2020年2月には、コロナ関連の相談が2か月間無料で利用が可能となり、病院に行きにくい状況下においてとても心強い存在としてユーザーに寄り添ったサービスである。
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今回新たに追加された「新型コロナワクチンの副反応」相談機能は、ワクチン接種後の副反応による発熱や体調不安になる人へ、医師による医療相談と症状緩和に有効な市販薬のアドバイスが届けられるというもの。
厚生労働省によると、ワクチン接種後に「痛み・疲労・発熱」などの副反応が報告されている。
また、若い世代ほど副反応は起こりやすいということがわかっており、順天堂大学コロナワクチン研究事務局の調査によると、新型コロナワクチン接種(コミナティ筋注)を受けた人のうち、2回目の接種後に37.5度以上の発熱症状があったと回答した年齢層は20歳代が最も多く(50%)、次いで30歳代(40%)であった。全身の倦怠感に関しては20歳代、30歳代が最も多い(70%)を超えている。(※)
※順天堂大学コロナワクチン研究事務局「新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)2021年6月9日現在」より
多くの人が新型コロナウイルスのワクチン接種後に抱える不安を軽減すべく、今回の機能が追加されたというわけだ。
実際の相談は、まずチャットボットがコロナワクチン接種後の副反応について自動で問診をする。その内容が医師へ送信され、医師より「症状に合わせた対応」や「症状緩和に有効な市販薬」などのアドバイスが最短3分で届く、という流れだ。
2021年6月21日より、企業や大学などでの新型コロナウイルスへのワクチン接種(職域接種)が開始され、近々接種を控えている人、副反応について不安に感じている人の増加も予想されるなか、通院せずに医師へ直接相談ができ、自分でできる対処法が分かることは、多くの人の不安を和らげることができるただろう。
前回のコロナ感染相談の無料提供に続き、今回もワクチン接種が本格的に始まるタイミングでの機能追加であり、ユーザーのニーズを捉え、素早く施策を打つ同社の姿勢は、まさにLoveTechだと感じる。
今なら新規登録で30日間無料使えるので、ワクチン接種の予定がある方は、試してみてはいかがだろうか。