LoveTech Media編集部コメント
2015年に登場した、家族を繋ぐコミュニケーションロボット「BOCCO」の次世代バージョン「BOCCO emo」開発プロジェクトが、今週からスタートした。
BOCCOの名前は、東北・秋田の方言で子どものことを 「ボッコ」ということに由来している。 “座敷わらし”のようにそこにあると幸せを呼ぶような存在になればとの 願いが込められたものとのこと。これまで、お子さんのいる家庭でコミュニケーションを楽しくサポートしたり、高齢者の方の見守りやお薬飲み忘れに役立つ便利ロボットとして、多くのご家庭で家族の一員となってきた。
今回の次世代バージョンではこれまでの機能に加え、音声認識技術を活用したより豊かな感情表現が出来るようになったり、ラジオ機能が搭載されるようになった。
AIスピーカーとは異なり、自分から積極的に声をかけてくれるのが特徴で、オリジナルのあだ名をつけて声をかけると反応してくれたりと、よりエモーショナルな表現が可能になっている。
本日より開催している「CEATEC JAPAN 2018」にてデモ機を展示しているとのことで、次世代のコミュニケーションロボットをいち早く見たい方は、ぜひ足を運んで見てはいかがでしょう。
以下、リリース内容となります。
リリース概要
「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、ネットとリアルを繋ぐプロダクトなどを企画・開発・販売するユカイ工学株式会社(代表:青木俊介、本社:東京都新宿区)は、コミュニケーションロボット「BOCCO」の次世代版である、『BOCCO emo』の開発プロジェクトを今秋始動致しました。
また、10月16日(火)より幕張メッセで4日間に渡り開催される「CEATEC JAPAN 2018」に出展し、初お披露目いたします。
究極にエモい。コミュニケーションロボット『BOCCO emo』
「BOCCO」は、2015年の登場以来、お子さんのいるご家庭でコミュニケーションを楽しくサポートしたり、高齢者の方の見守りやお薬飲み忘れに役立つ便利ロボットとして、多くのご家庭で家族の一員となって来ました。
また、ビジネスシーンでの活用事例として、センサ見守り機能とコミュニケーション機能を活かし、セキュリティ企業、電力会社、ガス会社等で多くの実証実験や新サービスでの採用事例がございます。
『BOCCO emo』では、コンシューマー向けの提供のみでなく、こうしたビジネスユーザー様向けの利用シーンも想定し開発を進めております。
「BOCCO」の次世代版である『BOCCO emo』は、“話しかけたり、近づいたら反応してほしい”など、これまで「BOCCO」と親しんできていただいた多くのユーザー様の声や作り手の想いを乗せて、“より身近に、人に寄り添う”ロボットへとパワーアップします。
「BOCCO」の機能はそのままに、最新の「高性能の音声認識技術」や「高精度音声認識技術」を搭載し、“究極にエモい”(エモーショナルな)ロボットを目指し、開発をスタートいたしました。
SIM対応モデルもご用意し、より幅広い環境でご利用いただけることを予定しています。
『BOCCO emo』は2019年夏の提供開始を目標に、BOCCOユーザーグループの皆様やビジネスユーザー様への先行提供を計画しています。
『BOCCO emo』ができること
より豊かに人に反応するエモーショナルなコミュニケーションロボット「BOCCO emo」(ボッコ エモ)は、これまでの「BOCCO」の基本機能はそのままに、さらにパワーアップした機能を搭載いたします。
BOCCOの基本機能
・インターネット経由でスマホと音声メッセージのやりとり
・こえ文字メール(BOCCO側から送った声を文字化したり、スマホから送った文字メッセージをBOCCOが読み上げることができます。)
・積み木型センサ(宅内に設置されたセンサ情報を利用して、ドアの開閉や部屋の温湿度などをスマホに通知する機能)
・BOCCOチャンネル(天気予報や防災情報などの知りたい情報を設定し、お知らせ)
・お願いBOCCO(指定した時間や防災情報発生時にお知らせしてくれる機能や指定時間にしゃべってお知らせしてくれるリマインダー機能)
『BOCCO emo』ならではの新機能
エモ(エモーショナル)機能
音声認識技術を活用、BOCCOがより豊かな感情表現が出来るロボットに進化します。
AIスピーカーとは異なり、自分から積極的に声をかけてくれるのが特徴です。
オリジナルのあだ名をつけて声をかけると反応してくれたり、よりエモーショナルな表現が可能になります。
本体内のセンサを利用して、『BOCCO emo』に近づくと反応してくれたり、目のライトの点滅やアンテナをブンブン振ったり、表現もパワーアップし、表情豊かに反応します。
また、絵文字付きのメッセージや、「嬉しいな!」や「今日は疲れたよ。」などの喜怒哀楽のはっきりとした内容のテキストを送ると、その内容に『BOCCO emo』が共感したリアクションをしてくれます。
ハンズフリー音声コマンド機能
BOCCO本体に音声認識機能を搭載。
ハンズフリー音声コマンド機能を利用して、ボタン操作無しでも使用できるようになります。
そのほか、スケジュール確認や天気予報のお知らせなどもさらに便利に。
ラジオ再生機能
「エモちゃん。ラジオをつけて」と話しかけると、あらかじめ設定しておいたラジオ番組を選局して聴くことができます。
WiFiモデル/SIMモデルを用意
SIMモデルを選択可能に。
WiFi環境のないユーザーの方にもご利用いただけるようになります。
想定利用シーン
・高齢者の見守りと話し相手に
・店頭やホテルでの活用
・民泊・不動産内見内見サービス
※「CEATEC JAPAN 2018」展示時の『BOCCO emo』デモ機においては、次の企業様の製品、テクノロジーやサービスのご協力を頂いております。
ソフトウェア音声認識技術
・株式会社フュートレック
ファー・フィールド音声処理技術
・英XMOS社(XMOS Ltd) / VocalFusion(TM) ボイス・プロセッサ
音声コンテンツ提供(音声メディア)
・株式会社Voicy / ボイスメディア Voicy(ボイシー)
コミュニケーションロボット「BOCCO」公式サイト
CEATEC JAPAN 2018
会 期:2018年10月16日(火)~19日(金)
開催時間 :10時〜17時
ブースNo:HALL3 エンターテイメント E002
公式サイト:http://www.ceatec.com/ja/
■ユカイ工学株式会社
ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi3.0」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」(2018年秋発売予定)などがあります。
URL:http://ux-xu.com/
■企業情報
ユカイ工学株式会社 (YUKAI Engineering Inc.)
代表取締役:青木俊介
本社: 東京都新宿区富久町16-11武蔵屋スカイビル101
TEL: 03-6380-4710
URL: www.ux-xu.com