LoveTech Media編集部コメント
世の中には様々な心理療法があり、その中に「回想法」というものがある。
回想法とは、1960年代にアメリカの精神科医 ロバート・バトラー氏によって提唱された心理療法であり、昔の懐かしい写真を見たり、馴染みのある音楽を聴いたり、歌ったりしながら、人生を振り返ったり、昔の経験や思い出を語り合うことで、気持ちの安定やコミュニケーションの活性化にもつながるとされ、日本においても認知症患者への音楽療法でよく用いられる方法だ。
また、自発語の増加も促されることからリハビリテーションの一環としても注目されている。
この回想法に音楽の要素を組み合わせた「音楽回想法(TM)」というアプリがある。
音楽は脳の情動系に直接働きかけ、喜怒哀楽といった感情に訴えかけるといわれている。そのため、かつて聴いたり歌ったりした音楽は、その頃その音楽に接していた時に抱いた感情をそのまま再現してくれ、その音楽に慣れ親しんでいた頃の思い出を呼び覚ましてくれる。
音楽回想法(TM)は、その音楽と脳のメカニズムを利用したものであり、「フラッシュソングセラピー」という歌唱法に基づいた実際の音楽療法のノウハウを取り入れ、家庭でも簡単に利用できるように工夫して設計されている。
嗜好にあった懐かしい曲をメドレー形式で次々に歌唱し、すばやい曲のチェンジ、リズムで脳と身体を刺激し、充足・達成感を得られるプログラムになっているという。
この音楽回想法(TM)アプリが、この度都営大江戸線の優先席エリアで「ヘルプマーク」(※)のタイアップ広告掲載を開始した。
※ヘルプマーク:義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク
目指す効果は、ヘルプマークの更なる認知向上と普及。
ヘルプマークの存在そのものをご存知の方は少なくないが、その役割や意味するところを理解している人は、まだまだ多くはないと言える。
大江戸線列車に乗車される際は、ぜひ優先席エリアを意識して見ていただきたい。
「あなたの笑顔がみたくて~More music, more smiles~」をテーマにサービス展開されている音楽回想法(TM)アプリとヘルプマークのタイアップ広告を目にすることができるだろう。
多くの方々にヘルプマークが認知されることを期待したい。
以下、リリース内容となります。