常に子どもファーストの視線で考えるようにしています
--今後の貴社の目標を教えてください。
草加氏:直近では、専用アプリを来年の4月にリリースしたいと考えています。現在はLINEを利用した仕組みでβ版サービスを展開していますが、運用面で限界があるので、六本木・白金高輪エリアへの展開の際には、アプリとしてサービスを正式リリースさせたいと考えています。
--いいですね! アプリのリリース、楽しみにしております。最後に、Love Tech Mediaの読者の皆様に向けて、一言お願いします。
草加氏:弊社のビジョンは「日本のすべての子ども達が、健やかに幸せにはぐくまれる社会の実現のために、ママを笑顔にする!」です。
弊社のサービスは、子どもファーストの視線で考えるようにしています。何か新しい仕組みやキャンペーンを考えるとき、「それは子どもにとって本当に必要なことか?」を十分に議論して、展開するようにしています。
ママとパパの育児ストレスを軽減させることで、子どもの笑顔を守りたい。そんな思いを抱きながら、ワンオペ育児や子ども虐待のない未来を実現すべく、日々保育に励んでいます。
今は恵比寿周辺のエリア限定ですが、将来的には全国すべてのエリアをカバーしたいと考えておりますので、サービス対象エリア拡大までしばしお待ちいただければと思います!
編集後記
ここはぐnowは「UBER型ベビーシッター」というキャッチーなコピーで表現されることが多いですが、その裏にある草加さんの深い思いと愛情を知り、ぜひ全国各地の困っているママさん達の元にサービスとして届いてほしいと強く感じました。
虐待の芽は、真面目な育児への姿勢の延長にあります。
一人の大学生の思いとチャレンジが、これからの日本の育児とママの心に優しさを添えてくれると信じています。
今後はアプリ開発を進められるとのことで、Love Tech Mediaでは引き続き、ここはぐさんの活動を追って参りたいと思います!
本記事のインタビュイー
草加今日子(くさか きょうこ)
株式会社ここはぐ代表取締役社長。東京家政大学家政学部児童学科4年(休学中)。
「日本のすべての子どもがすこやかに育つ社会を実現したい」という思いを持ち、自分と同じような悲しい思いをする子どもを無くすために尽力しています。
保育の東大と呼ばれる東京家政大学(休学中)で保育について学んでおり、保育に関する最先端の知識と専門性を有しています。
また、保育園や学童保育所、児童養護施設、自立援助ホームでの勤務経験や、ベビーシッターを2年間で450回以上行うなど、学生としては異例の計5年間もの保育経験があり、この保育経験は誰にも負けない自信があります。
【保育経験】
保育園(保育補助)2年間
公立学童保育所(保育)1年6ヶ月
児童養護施設(保育補助)6ヶ月
自立援助ホーム(宿直)2年
ベビーシッター2年(456件)※当時依頼数no.1(現役大学生として)
【教育経験】
保育園への出張授業依頼
教育出版開発の幼児教室の講師依頼
小学生向け志を育むワークショップ企画運営
高校生向け志を育むワークショップカリキュラム作成
【受賞歴/プログラム採択歴】
2015年 株式会社リバースプロジェクト主催大学生版松下村塾 1期生
2016年 社会起業大学主催ソーシャルビジネスグランプリ2016ファイナリスト
2016年 NPO法人ETIC.主催Social Startup Accelerator Program SUSANOO 4期
2017年 NPO法人ETIC.主催MAKERS UNIVERSITY 2期