子育Tech委員会のこれから
以上5社でスタートした子育Tech委員会の今後の活動としては、大きく2つのフェーズに分かれる。
まず子育て現役世代への認知と意識改革を施すべく、委員会共同によるイベントや参画企業個別開催によるイベント、さらには子育て×テクノロジーに関する調査レポートを発信されていく予定だ。また、子育Tech委員会参画企業も随時募集しているとのことで、合計10社以上集まった段階で、一般社団法人化を目指している。
そして次のフェーズとして、現役のみならず孫育て世代の理解・共感も促進していく。子育てに関する知識や価値観に世代間でギャップがあることから、親世代への理解も目指し、地方自治体や、NPO法人等にも協力を仰ぎながら、孫育て世代を対象としたイベント等を実施していく予定だ。
ママさん達の反応
記者会見終了後、会場の1F広場で開催されていたアズママ主催の「Smart Family Fair」にて子育Techブースが出展されているとのことなので、併せて見学に行った。
たくさんの子育てママさん達がご来場されている中で、子育Techブースに立ち寄られた方々に簡単にお話を伺った。
○2歳男の子を抱っこされたママさん
−−子育Techについてどう感じましたか?
ママさん:今はスマホの時代なので、スマホを使って育児が楽になるのは、とても有り難いです。
−−現在、何かアプリやコミュニティを使っていますか?
ママさん:夫婦で育児記録を共有できるアプリを使っています!
−−育児で困っていることや、テクノロジーで解決したいことはありますか?
ママさん:子どもが泣きやまない時の対処を助けてくれるような仕組みや機能があったら嬉しいです。
○4歳女の子を連れられたママさん
−−子育Techについてどう感じましたか?
ママさん:現在アズママを使っていて、毎日助かっています!使って便利なものは、どんどん使いたいと思います。
−−現在、何かアプリやコミュニティを使っていますか?
ママさん:アズママと、カラダノートのアプリを使っています。
−−育児で困っていることや、テクノロジーで解決したいことはありますか?
ママさん:旦那さんとの育児分担をスムーズにできるようなものがあるといいなと思います!
またブース外だけでなく、ブース内にもファーストアセントが提供する「パパっと育児@赤ちゃん手帳」の利用ユーザーの方がお手伝いにいらっしゃっており、スタッフと一緒に子育Techの取り組みについてお話しされていた。
編集後記
子育Techという響きがとても素敵でした。そして、この取り組みこそ、まさにLove Techのど真ん中と言えるでしょう。
どんなに素晴らしいテクノロジーが誕生しても、それを知る人が少なければ意味がありません。知る者はどんどん生活が便利になっていき、知らない者はいつまでたっても不便を嘆く。
そんな構造を改善すべく、子育Tech委員会の皆様には、ぜひ積極的な啓蒙活動を進めていっていただきたいと、Love Tech Media編集部一同、強く願っております!
※Love Tech Mediaでは2018年7月、株式会社ファーストアセントが提供するアプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」について取材しております。こちらの記事も併せてご参照ください。
『赤ちゃんの泣き声ビッグデータによるパパっと育児革命』