リリース概要
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田 裕)と、水産物や青果の卸・小売を手がける株式会社フーディソン(以下、フーディソン 本社:東京都中央区、代表取締役:山本 徹)は、1 月17日(金)より、新幹線物流を活用した鮮魚販売の定期販売を行います。
今回、新潟港で朝競りにかけられた獲れたての鮮魚を品川駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で購入することができます。新幹線物流とフーディソンのプラットフォームを組み合わせることで、鮮度落ちが早く、生で出荷することが難しい海産物を”獲れたて”のまま首都圏に届けることを可能にしました。
尚、当該の取り組みは、株式会社JR東日本リテールネット(以下、JR東日本リテールネット)、株式会社ジェイアール東日本物流(以下、ジェイアール東日本物流)の協力を得て実施いたします。JR東日本グループは、この実験を踏まえ、鉄道会社ならではの新たな流通サービスを実現していきます。
定期販売概要
■実験日:1月17日(金)~3月27日(金)まで毎週金曜日 計11回を予定
■内容:新潟港で獲れた海産物を新幹線を使って東京都内に輸送。品川駅構内の鮮魚店で販売します。
■販売及び受け取り場所:sakana bacca エキュート品川店 (東京都 港区高輪3-26-27 エキュート品川店1F)
・営業時間:月~土 9:00 ~ 22:00、日・祝 9:00 ~ 20:30
※朝買い付けた海産物は14:30ごろ店舗到着予定。
JR東日本グループとフーディソンの協業について
フーディソンは、2017年度のJR東日本スタートアッププログラムにおける採択企業です。2018年には、品川駅で鮮魚の事前予約とエキナカ受け取りを可能にする期間限定のポップアップショップを設置し、たくさんの方に好評をいただきました。2019年4月には、本格的な事業を展開するため資本業務提携を締結し、品川駅構内のエキナカ商業施設エキュート内にsakana bacca エキュート品川店を開業。2019年6月には新幹線物流による鮮魚輸送の実証実験を実施。JR東日本が持つ資産とITを活用した新しい水産流通実現に向けて協業を推進しています。
JR東日本スタートアッププログラムとは
ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、これまでに計42件の提案を採択。内閣府主催の2018年度 第1回日本オープンイノベーション大賞で経済産業大臣賞を受賞しました。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化しています。