コオロギ由来フードブランド「INNOCECT」にコーヒーが誕生。エシカルに取引された豆を使用

食/地域/環境

記事の要点

・株式会社ODD FUTUREが、クリケットフードテックブランド「INNOCECT(イノセクト)」から、食用コオロギ由来の新商品「CRICKET COFFEE(クリケットコーヒー)」を販売開始。

 

・高栄養かつ環境負荷の低い食用コオロギから作られるクリケットパウダーを、バランスの良い酸味と苦みが特徴のブラジル産スペシャルティコーヒーとブレンド。

 

・コーヒー豆は、サステナビリティとトレイサビリティの観念の元、環境・社会・経済・品質などのあらゆる面で責任を持って育てられ、エシカルに取引されたブラジル産のものを使用。

LoveTechポイント

昆虫食が大きく注目された数年前であれば、コオロギ由来の商品はそれなりにクセのある風味のものが多い印象でしたが、ここ最近では、言われなければわからないようなものも多いです。

今回発表された商品は特に、コーヒー元来の香ばしい香りがあるからこそ、コオロギ風味が気になることなく、クリケットコーヒーを楽しむことができるのではないでしょうか。

編集部コメント

以前お伝えした「タンパク質危機」が課題とされている昨今、一時期加熱した昆虫食ブームがひと段落し、様々な商品が社会へと浸透してきている。

 

その一つが、ODD FUTUREが提供するクリケットフードテックブランド「INNOCECT(イノセクト)」。クリケット、つまりは食用コオロギを使った商品を販売しているブランドである。

INNOCECTが販売するプロテインやプロテインバー(画像:INNOCECT Webページより)

 

 

そもそも食用コオロギは、牛肉や大豆といった他複数のタンパク質源と異なり、筋合成に必要な必須アミノ酸9種・BCAAをバランスよく含み、亜鉛/鉄分/カルシウム/マグネシウム/ビタミンB12/オメガ3も豊富なうえ、一般的な食物繊維よりも腸内の善玉菌を約5倍増加させる、キチン質という食物繊維を100gあたり6.6gの含んでいる。

 

また環境負荷が少ないことも特徴で、たんぱく質1㎏を生産するために排出されるCO2の量を比べると、牛の2.8㎏に対してコオロギは0.2㎏、生育に必要な水の量は、牛の24,000ℓに対し4ℓ、さらに必要なエサの量は牛が10㎏に対し1.7㎏となっている。

 

 

既存の動物性タンパク質源である畜産において使用されることが一般的な抗生剤やホルモン剤の不安もなく、栄養および環境の両面で、コオロギは優れたタンパク質源だと言えるだろう。

 

そんな食用コオロギを使ったブランド「INNOCECT」から、今回、新たにコーヒー「CRICKET COFFEE(クリケットコーヒー)」が発売開始された。

 

同社のクリケットパウダーを、バランスの良い酸味と苦みが特徴のブラジル産スペシャルティコーヒーとブレンドしているという。

 

これは、自然環境や人々の生活を良い状態に保つことを目指して生産・流通されているもので、サステナビリティとトレーサビリティの観念の元、環境・社会・経済・品質などのあらゆる面で責任を持って育てられ、エシカルに取引されたコーヒーだという。

 

製品概要は下記の通り。

 

  • 販売サイト:https://innocect.com/
  • 容量:150g(1袋あたり)
  • 販売元:株式会社ODD FUTURE
  • 生産国:日本
  • サブスクリプション価格:¥1,484(税込)
  • 単品価格:¥1,649(税込)

 

昆虫食が大きく注目された数年前であれば、コオロギ由来の商品はそれなりにクセのある風味のものが多い印象だったが、ここ最近では、言われなければわからないようなものも多い。

 

今回発表された商品は特に、コーヒー元来の香ばしい香りがあるからこそ、コオロギ風味が気になることなく、クリケットコーヒーを楽しむことができるのではないだろうか。

 

LoveTechMedia編集部

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