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循環を促すD2Cブランド「BRING」。リアル店舗第一号が東京・恵比寿にオープン

2021 10/29
食/地域/環境
LoveTechMedia編集部

記事の要点

・「地球を、着まわせ」をコンセプトに、服のサーキュラーエコノミーを社会に実装するD2CブランドBRINGが、初のリアルショップ「BRING EBISU」を、2021年11月6日(土)、恵比寿にオープン。

 

・BRING EBISUは、店舗で回収された服が、自社のケミカルリサイクル技術で原料に再生、もう一度服になり、自社ブランドの服になり再び店舗で販売する、というサイクルを1つのブランドで完結。

 

・BRING EBISUでは、BRINGのウェアを全品番販売し、営業時間中は常時ウェアの回収を実施。再生ポリエステルBRING Materialを使用したブランドとのコラボレーションアイテムやポップアップショップの開催や、SNS配信やゲストを招いたトークイベント等も実施予定。

編集部コメント

「地球を、着まわせ」をコンセプトに、服のサーキュラーエコノミーの社会実装を進めるD2Cブランド「BRING」が、2021年11月6日(土)に、初のリアルショップ「BRING EBISU」を東京・恵比寿にオープンする。

 

BRINGを運営するのは日本環境設計株式会社。「あらゆるものを循環させること」をビジョンに、衣類やプラスチックなどのリサイクル開発を手がけるベンチャー企業だ。日々の事業活動の中で「大量に捨てられている服を循環させたい」という想いから、同ブランドは設立されたという。

 

洋服の多くは、着られなくなった後に埋立や焼却処分がなされており、世界のファッション業界では、年間9,200万トンのゴミが生まれているという。それにもかかわらず、店舗には新しい洋服が山のように売られているのが現状だ。

 

また、洋服は製造においても、水、エネルギー、化学繊維などの資源が大量に使われており、二酸化炭素も大量に排出される。世界で2番目に環境を汚染している業界と言われる所以だ。以前取材したアートイベントでも、この問題意識が強烈なテーマとなっており、世界共通の課題であることは自明である。

[clink url=”https://lovetech-media.com/eventreport/20200713futureschool1/”]

 

そこで同社が注目したのは、洋服の原料として多く使われるポリエステルだという。ポリエステルは、「石油資源」「ケミカル」「大量生産」という印象ある一方で、便利で使いやすい素材として様々な業界でも使用されており、実際に、繊維生産量の約6割(5,200万トン)を占めるほどの重要な素材となっている。

 

そんなポリエステルの使用量を極端に減らすことは難しい現状だが、同社は、ポリエステルをサステイナブルな原料に変えること、つまり服を回収し、原料にまでリサイクルし、再び糸・生地・服をつくるという「BRING technology」技術を開発している。

 

これまでPET(ポリエステル)ボトルを繊維にリサイクルする方法はあったが、その繊維をリサイクルする方法はほとんど無く、一度しかリサイクルできていなかったわけだが、これが何度でも続けられる“ケミカルリサイクル”を実現している。

 

またオペレーション部分として、洋服の回収については、回収協力企業の店頭や、オンラインストアで製品を購入するとついてくる服の回収封筒に服を封筒に入れて返送する方法といったものがある(回収実施店舗はこちら)。

画像:BRING Webページより

 

 

回収された洋服は、同社が運営する北九州響灘工場にてリサイクルされる。洋服に含まれるポリエステルを使ってもう一度ポリエステル樹脂を製造し、それを原料に、再び様々なポリエステル製品を作る。これにより、本来はその製造に必要だった資源を削減することができるというのだ。

画像:BRING Webページより

 

 

さらに、着られるものは寄付し、ポリエステル以外の素材も協力企業と連携してリサイクルを実施している。

BRING リサイクルの流れ(画像:日本環境設計株式会社Webページより)

 

 

このように、服→服というリサイクルによりポリエステルをサステナブルな原料に変えることを実現したのが「BRING technology」であり、今回、その一連の流れを実装した初のリアルショップが恵比寿にてオープンするというわけだ。

 

店舗では、自社製・他社製を問わず、使用済みの洋服の回収を常時実施(営業時間中)し、回収された洋服は同工場で化学的にリサイクルされるという。

 

また、BRINGのウェアを全品番販売し、再生ポリエステル「BRING Material」を使用したブランドとのコラボレーションアイテムやポップアップショップの開催、SNS配信やゲストを招いたトークイベント等も実施予定だ。

 

たんすに眠っている洋服がある方は、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

 

《店舗概要》

■BRING EBISU

住所:東京都渋谷区恵比寿西2-9-8大澤ビル1F

営業時間:金:13:00-19:00 土・日:12:00-19:30

※2022年からは営業日時を拡大予定。

※営業日に変更がある場合はBRINGのInstagramアカウントにて事前告知いたします

 

■服の回収についてのご注意

1,回収するお洋服は自社製品・他社製品問わず回収します。

2,全てのお洋服は洗濯の上、お持ち込みください。

3,下着類はお洗濯の上、外から見えない紙袋等に入れてお持ち込み下さい。

4,カバンや靴、帽子、アクセサリー、ベルト、手袋などの服飾品は回収対象外となります。ただし、左記に該当する商品でもBRINGのハチのマークが品質保証ラベルに印字されている製品は回収することが可能です。

5,リサイクル用にお持ち込みいただいたお洋服の所有権は店頭でお渡しいただいた時点で日本環境設計に移転します。移転後は返却することができませんので、予めご理解のうえリサイクルください。

 

食/地域/環境
BRING BRING EBISU BRING Material LoveTech サーキュラーエコノミー ラブテック 日本環境設計株式会社

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愛とテクノロジーの探究を通じて、私たち一人ひとりがより自律的かつウェルビーイングな生活へと近づけるよう、情報発信してまいります。

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