学生無料のブロックチェーン学校が3月に開講、PeaceTech(平和×テクノロジー)掲げ受講生を募集

社会課題

LoveTech Media編集部コメント

平和×テクノロジー=”PeaceTech”。

 

こんなハートフルなクロステック構想を掲げるのが、NPO法人エドテックグローバルだ。

 

コンピュータが登場して約30年、インターネットが普及を始めて約20年。多くのテクノロジーは、人々の生活を豊かにしてきたと同時に、軍拡やそれに伴う戦争の勝利のためにも利用されてきた。

 

また、21世紀の石油として企業間による”個人データ”の商品化も一気に加速し、「成長こそがゴール」という意識のもとに、GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)をはじめとする超巨大企業は人そのものを資本に変え、プラットフォーム独占を目指してきた。

 

それにより、一部の富む者と大多数の貧しい者という社会の分断構造にも拍車がかかっていることは、多くの読者の肌感覚としても感じていることだろう。

 

メディア理論家のダグラス・ラシュコフ氏も、5年以上前から「あなたはFacebookの顧客ではない、製品なのだ」と指摘しており、今日のGAFA論議を先取っての警告を発信していた。

 

そんな社会背景の中、国際協力・紛争解決の最前線の知見や先端テクノロジーの知見を結集し、2045年までに「殺し合いなき世界」を実現するために設立されたのが、エドテックグローバルである。

 

同法人ではグローバルという名の通り、これまでルワンダ、ヨルダン、ボスニアヘルツェゴビナの3カ国にて、戦争の原体験を持つ理工系大学生に対して人工知能やブロックチェーン技術、社会リーダーシップを教え、戦争と飢餓を無くす世界のリーダー”PeaceTechイノベーター”を養成する学校を、2016年より授業料”無償”で運営してきた。

 

そして今年3月より、ここ日本でも、デジタル分散主義時代を牽引するブロックチェーンネイティブを育成すべく、「エドテックグローバルスクール東京校ブロックチェーンコース」が始動する。

 

コンセプトは「3ヶ月でブロックチェーンエンジニアに」。

 

上述の3カ国で培ってきた知見と先端ノウハウを、日本のイノベーター候補生に伝授していくことで、この国において圧倒的に不足している先端技術者を育成し、ツールとしての技術を駆使することで社会問題の原因を解決し得る”PeaceTechイノベーター”を輩出することを目的に開講される。

 

実は2018年6月にも人工知能クラス東京校を開校し、約40名の卒業生を輩出している。

 

授業料は、学生であれば無料(社会人は有料)

応募書類に基づいて選考が行われ、3月14日までに通知されるという。

 

日本を代表するブロックチェーンの専門家である慶應義塾大学SFC研究所研究員・斉藤賢爾氏や、ミス・ビットコインと呼ばれ日本を代表する業界エバンジェリスト・藤本真衣氏など、豪華講師陣による3ヶ月間の本格プログラムである。

(写真左:斉藤賢爾氏、写真右:藤本真衣氏)

3.19(火) オリエンテーション/VIP講義①
3.22(金) ピーステック講義~ケーススタディ編~
3.26(火) ブロックチェーン基礎①
3.29(金) VIP講義②
4.2(火) ブロックチェーン基礎②
4.9(火) ブロックチェーン基礎③
4.16(火) スマートコントラクト開発①
4.18(木) ピーステック講義~リサーチ結果発表~
4.23(火) スマートコントラクト開発②
5.9(木) スマートコントラクト開発③
5.16(木) スマートコントラクト開発④
5.21(火) ブロックチェーンソリューション創出演習1
5.20周辺 (調整中):VIP講義③
5.28(火) ブロックチェーンソリューション創出演習2
6.11(火) ブロックチェーンソリューション創出演習3
6.18(火) 卒業発表会

「エドテックグローバルスクール東京校ブロックチェーンコース」サービスページより抜粋

 

基本的に全日程に参加できる方であれば、留学生含めた大学生・大学院生のほか、社会人の方でも参加可能だという。

 

開催場所は渋谷。各種プロモーションの企画・制作・運営を行う主催の株式会社フロンティアインターナショナル 本社・渋谷オフィスで行われる。

 

デジタルIDや、仮想通貨、未来のテクノロジー業界を牽引していく技術であるブロックチェーンの重要性は増しており、ブロックチェーンエンジニアの需要はますます高まっている。

 

一方で、技術を扱える人材が不足しており、当該エンジニアの価値は上昇を続け世界的に平均年収は1,800万円相当に至ると言われている。

 

2019年は、仮想通貨”バブル”がひと段落し、技術の社会実装が本格的に進む年と言えるだろう。

 

このタイミングでブロックチェーンを本格的に学びたい、という方には、またとない場である

 

日本とアフリカ・アジア等の新興国・紛争国の若者同士が連携して、非中央集権的で分散フラットな戦死も餓死もない地球社会の実現を目指したい学生・社会人は、ぜひ応募してみてはいかがでしょう。

 

最終締め切りは、3月12日(火) だ。

 

以下、スクールの詳細ページです。

LoveTechMedia編集部

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