世界30カ国の視覚障害者が愛用するAI小型カメラ「OrCam My Eye(オーカムマイアイ)」が日本初上陸!

医療/福祉

LoveTech Media編集部コメント

イスラエル発の革新的で高度なウェアラブルデバイスが、いよいよ日本に上陸する。

 

目の不自由な人や視覚障害のある人および読書に困難を感じる人が、社会にアクセスできるように、カメラ映像を音声化する「OrCam My Eye(オーカムマイアイ)」である。

 

専用のデバイスをメガネに装着するのみで、ハンズフリーで使え、ケーブル配線もないため、便利で安全に利用できる。

 

家族や友人の顔を事前にカメラ撮影することで、その顔がデータとして登録され、目の前の人の情報を音声を通じて知ることができるという。これまで以上に人とのコミュニケーションが円滑になる。

また物の情報にも応用でき、その画像と名前を登録することで、目の前にある物を音声で知らせてくれる。

 

データ登録をしっかりすれば、日常生活における簡易秘書のような役割ともなり得る。

 

発売開始は今年9月末とのことで、また情報がはいs理次第、Love Tech Mediaでも案内したいと思う。

 

以下、リリース内容となります。

概要

OrCam Technologies Ltd.(イスラエル エルサレム、共同創立者兼取締役会長兼CTO:Amnon Shashua教授、共同創立者兼社長兼CEO: Ziv Aviram、以下当社)は、2010年にイスラエルで会社を設立して以降、世界30カ国で事業展開をしてまいりましたが、 2018年9月より日本営業所を開業しました。カメラ映像を音声化する20言語対応のAI小型カメラ「OrCam My Eye(オーカムマイアイ 以下当製品)」は、世界30カ国の視覚障害者や読書困難者などのお客様にご愛用いただいていますが、このたび、当製品の日本仕様版が開発され、同月末より国内においても販売開始いたします。

 お客様は、これまでに視覚で得ることが困難であった情報に対して、当製品を利用し音声を通じて情報を得ることできるため、生活習慣を向上させることが可能です。インターネットサイト、新聞、雑誌から音声を通じて情報を得たり、小説を楽しんでいただけます。外出時には、駅や看板や案内表示の情報を確認したり、スーパーで食品表示の情報も確認できます。

 さらに、家族や友人の顔を事前にカメラ撮影することで、その顔が登録され目の前の人の情報を音声を通じて知ることができ、これまで以上に人と人とのコミュニケーションが円滑になります。これは物の情報にも応用でき、その画像と名前を登録することで、目の前にある物を音声で知らせてます。その他にも、紙幣、色彩、日時を音声で知らせてくれます。

 これらは、お客様が単独で行うには困難であった行動ですが、当製品はメガネに装着するのみで、ハンズフリーで使え、ケーブル配線もないため、便利で安全にご利用いただけます。

「OrCam My Eye(オーカムマイアイ)」概要

1.製品情報

文字、事前に登録した人の顔や名前、物などをカメラが記憶して解析し、音声で伝えてくれます。これ
までにはない、視覚障害者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させる機能が搭載された画期的
なAI視覚支援デバイスです。大きさは100円ライター程度でメガネのツルに装着して使用可能で、どこ
へでも手軽に持ち運べ、便利で安全に使用できるデバイスです。

2.ご利用方法

<読み上げ>
①デバイスをメガネに装着し、電源を入れる。
②読みたいテキストを指で指し示す。
③デバイスがその画像を瞬時に読み込み、音声へ変換して伝えてくれる。
 ※暗闇では自動的にLEDライトが光ります。
日本語による製品紹介動画はこちら(https://bit.ly/2PIK9Eu

<顔認識>
①家族や友達の顔を撮影して登録。
②対象者が視界に入るとデバイスが自動的に認識。
③音声で名前を読み上げてくれる。

3.販売開始時期(日本仕様版) 2018年9月末予定

※販売代理店経由でメガネ店などの店舗販売を予定
※そのほか、ウェブサイト( https://www.orcam.com/ja/)にて随時情報を公開

4.税抜参考価格

600,000円

5.サイズ/機能

寸法/重量:約76×21×15㎜ / 約22.5g
機能 :活字読み上げ、顔認識(100名まで登録可能)、物認識(150個まで登録可能)
紙幣読み上げ、色読み上げ、日時お知らせ

6.対応言語(日本仕様版)

日本語および英語
※日本仕様版は、英語も対応しています

OrCam Technologies Ltd.について

 当社はイスラエルのエルサレムにて2010年に設立しました。コンピュータビジョンと機械学習の分野の指導者、専用のソフトウェア、コンピュータ、ハードウェア設計の専門家、電気技術者、視力の弱い視力障害者を含む熱心な顧客サービスチームにより構成されており、視覚障害者、読書困難者または読書疲労感のある人々の生活を向上させるウェアラブルなプラットフォームに先駆的技術を組み込んだ人工視力の開発と応用に取り組んでいます。

当社の共同創立者は「カメラに映る情報を解析し警告音を発して事故防止する自動運転技術」を開発した
Mobileye(モービルアイ)社の共同創立者でもあり、 2017年に米・インテル社が153億ドル(当時、約1兆7000億円)で同社を買収し、同年には「三菱ふそう」「日野自動車」が同技術を導入しています。
OrCam My Eyeは同技術を応用して開発された視覚障害者向けAIデバイスです。

社名        :OrCam Technologies Ltd. (読み:オーカムテクノロジーズ)
代表者       :共同創立者兼取締役会長兼CTO Amnon Shashua(アモン・シャシュア)教授、
               共同創立者兼社長兼CEO Ziv Aviram(ジブ・アヴィラム)
本社所在地     :Kiryat HaMada 3 Jerusalem, Israel
コーポレートサイト :https://www.orcam.com

営業所名      :OrCam日本営業所
代表者       :柳平 大輔
所在地       :東京都中央区築地4-7-3 築地ファーストビル6F

<本製品のお取り扱いに関するお問い合わせ先>
OrCam日本営業所 担当:柳平(やなぎだいら)
E-mail:japan@orcam.com

LoveTechMedia編集部

「”愛”に寄りテクノロジー」という切り口で、社会課題を中心に、人々をエンパワメントするようなサービスやプロダクトを発信しています。

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